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JR高架下に「折尾まちづくり記念館」オープン 電源&wifiありのフリースペースも

(アイキャッチ画像:外観)

5月28日、JR折尾駅高架下に「北九州市折尾まちづくり記念館」がオープンしました。

折尾地区の人たちが気軽に集える場を目指し、「オリオンテラス」内にオープン

折尾駅高架下複合公共施設「オリオンテラス」内にオープンした折尾まちづくり記念館。JR折尾駅周辺が学園都市の玄関口としてふさわしいまちとなるよう、「住みやすく、魅力的で、にぎわいのあるまちづくり」を目指し、北九州市が2028年度の完了を目指して進めている折尾地区総合整備事業の一環として整備されたものです。

折尾まちづくり記念館は、屋内面積が約420平方メートル、屋外面積約230平方メートルの合計約650平方メートル(共用部含む)の広さがあり、ゆったりとした空間となっています。

折尾地区のまちづくりの記憶を継承できる「展示室(兼会議室)」、地域住民などがまちづくり活動に利用できる「会議室」、子育て世代や学生らも気軽に滞在できる「フリースペース」、イベントなどで活用できる屋外の「オープンスペース」があり、折尾地区の人たちが気軽に集える場となるとのことです。

今後はさまざまなイベントが行われるほか、「オリオンテラス」内に入っている「八幡図書館折尾分館」(7月1日オープン予定)とも連携していく予定です。

折尾のまちづくりの歴史などを紹介「展示スペース」

折尾まちづくり記念館を入ったところに広がる展示スペースには、折尾のまちづくりの歴史や堀川の歴史、事業内容を紹介した展示パネルなどが展示されています。

中央部分には、旧折尾駅舎の模型を展示。スタートボタンを押すと、鉄道立体交差部をNゲージの模型電車が走行。2010年に製作された模型なので、当時の街並みも懐かしく見ることができます。

貴重な旧駅舎の部材を期間限定で展示

旧駅舎を解体した際に保管されたシンボル的な部材を展示するコーナーもあります。

円形ベンチの構成部材や古レール、昭和後期から解体当時まで駅舎2階中央部に設置されていた「半円車輪型装飾」が展示されています。

折尾まちづくり記念館での旧駅舎の部材の展示は期間限定となっており、終了時期は未定です。

フリースペースや会議室、屋外スペースなども

展示スペースの奥には、会議室スペース・フリースペースが広がります。これらのスペースは間仕切りを開放し、一体利用することも可能です。

フリースペースにはカウンター席とフロア席があり、カウンター席12席には電源がそれぞれ設置されています。Wi-Fiも利用できます。

会議室は、イベントなどまちづくりに関する会議や大学の学外講座などでも使用可能。

鹿児島本線と筑豊本線の高架に囲まれた屋外オープンスペースとの一体利用もできるということです。

利用料金や予約方法などの詳細は「折尾まちづくり記念館」ホームページで確認できます。

■住所/北九州市八幡西区堀川町5-23 JR折尾駅高架下
■開館時間/9:00~21:00
■休館日/年末年始(12/29~1/3)

※2022年6月4日現在の情報です

(北九州ノコト編集部)

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