「門司港バナナ塾」開講 門司港駅長ら12人が「バナナの叩き売り」学ぶ
6月11日、第16期「門司港バナナ塾」の開講式が行われました。
「門司港バナナ塾」は、門司港発祥とされ、日本遺産にも認定された「バナナの叩き売り」の保存継承と後継者育成を目的としたもので、毎年開催されています。
今年の門司港バナナ塾には、16期生8人、研修生(※)4人の合計12人が参加。このうち、9人が開講式に出席しました。
※昨年度までの受講生で再度受講を希望した人
今年はJR門司港駅の駅長&副駅長も受講生として参加
門司港バナナ塾の主催は、門司港バナナ塾実行委員会(門司区役所、門司港バナナの叩き売り連合会)。6月から10月まで全10回の講座で、バナナの叩き売りの歴史についての講義や叩き売りの実演演習などが行われます。
今年の受講生は32歳から74歳までの合計12人ですが、より一層門司港を盛り上げるために、JR門司港駅の駅長&副駅長も受講生として参加するとのことです。副駅長の米藤さんは、「門司港駅には観光列車がたくさん来るし、駅前で結婚式などのイベントもあるので、そういった中でバナナ塾で学んだことを披露していきたい」と話していました。
また、開講式の後半では、「門司港バナナの叩き売り保存会」「全国バナナ同好会」「バナナ節保存会」「門司港バナナの叩き売り愛好会」「き楽や」「門司港バナナ倶楽部」「門司港バナナの叩き売り伝承倶楽部」が実演を披露しました。
団体ごとに異なる叩き売りのスタイルを見比べる機会はなかなかないので、受講生たちにとっても貴重な学びの機会となったようです。
「門司港バナナ塾」第16期生が、学んだ成果を披露する日が楽しみですね。
※2022年6月14日現在の情報です
(北九州ノコト編集部)