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北九州市小倉北区のおすすめ『個性派ラーメン』7選 トマト・牛骨・薬膳・まぜそば

(アイキャッチ画像:ニューロバタ カタナ食堂「醤油ラーメン」)

北九州市内でラーメンと聞くと、どうしても豚骨ラーメンを思い浮かべてしまいますが、実は豚骨ではないオリジナリティあふれるラーメンを提供しているお店もたくさんあります。

とはいえ、「ラーメンを食べたいけれど、今日の気分は豚骨ではない…」という時に思い出そうとしても急には思い出せないもの。そこで今回は北九州市小倉北区にある『個性派ラーメン』が味わえる7店を紹介します。

1.「リコピン研究所」(小倉北区魚町)

魚町銀天街内にある「リコピン研究所」で提供されているのは「トマトラーメン」。

スタンダードな「トマトラーメン」は見た目と香りはトマトが前面に出ていますが、トマト特有の酸味は少なく、マイルドな味わいです。メインターゲットを女性に設定していることもあり、麺のハーフサイズもあるそう。

ラーメンを食べ終わった後は「リゾット」を追加オーダー。ライスに加え、トッピングも13種類の中から2つ選ぶことができるので、今回は「ウインナー」と「小エビ」をチョイス。どんぶりに余ったスープをレンゲで10杯、専用の鍋の中に入れて加熱すること6分で完成です。自分の手でリゾットへ仕上げていく楽しさも格別ですよ。

2.「牛骨らぁ麺 麺や」(小倉北区魚町)

魚町銀天街の地下に店を構える「牛骨らぁ麺 麺や」は、その名の通り、『牛骨らぁ麺』が楽しめるお店です。

今回注文した「テールらぁ麺」は、極細の麺に、クセがなくしっかりとしたコクが特徴のスープがよく絡んでいて、スープは思わず飲み干すほどでした。

取材時は期間限定のサイドメニューとして「とろ玉そぼろめし」があったので、セットにして味わいました。その他にも玉子クッパやミニカレーなどサイドメニューが選べるので、好みの一品を『牛骨らぁ麺』に合わせてみたいですね。

3.「蘭州」(小倉北区古船場町)

小倉北区古船場町に店を構える「蘭州」で多くの人が注文するメニューが「薬膳ラーメン」。13種類以上のハーブがブレンドされていて、薬膳初心者の人でも食べやすい優しい味わいの1杯です。

目の前に運ばれてくると、ハーブの香りがフワッと広がってきて食欲をそそります。しかし、麺をすすると、その香りほどの強いハーブは感じず、あっさりとした味わい。トッピングの牛頬肉のチャーシューはうま味たっぷり、食感はほろほろ。ラーメンを食べているのに油っこくなく、すっきりしています。

現店舗に移転する前は片野に店を構え、その頃から数えると25年以上も続いています。そのため、オープン当初から通っているという熱心なファンも少なくありません。

4.「四方平」(小倉北区京町)

創業1937(昭和12)年の老舗で小倉井筒屋の向かいに店を構える「四方平(よもへい)」。ラーメンと寿司が楽しめるお店です。

特に人気の高いメニューがラーメンと細巻1本がついた「ラーメンセット」。ラーメンセットの細巻は9種類の中から選べますが、今回は「鉄火巻」を選んで注文しました。

ラーメンは鶏がらスープで、寿司との相性もよく仕上げられています。他の地域だとミスマッチに思えてしまうようなセットかもしれませんが、この組み合わせに違和感を感じなくなってしまっているあたりは地元民特有の感覚なのでしょうか。

5.「さるたひこ」(小倉北区京町)

20174月に京町銀天街の「北九州文学サロン」2階にオープンした「サルタヒコ noodle x cafe」。小倉では珍しいまぜそばが食べられると評判のお店でしたが、2022年214日、元の店舗から徒歩15秒ほどの場所に「さるたひこ」として移転オープンしました。

一番人気のメニューだという「鶏まぜそば」は、鶏ミンチや鶏節、水菜など、具だくさんの汁なしラーメン。麺は全て自家製で北海道産小麦を、その他の材料も厳選されたものだけを使用。化学調味料や食品添加物は不使用と、身体のことにも気を使った一品となっています。

麺を食べ終わった後には少量の『追い飯』が無料でもらえるので、すくい切れなかった具材とともに最後まで楽しめます。

6.「ニューロバタ カタナ食堂」(小倉北区魚町)

モノレール平和通駅近くに店を構える「ニューロバタ カタナ食堂」。豊富なランチメニューが揃う中、ラーメン(醤油、塩)が人気を集めています。

今回注文したのは「醤油ラーメン」。シンプルにスープと麺のみが器には注がれており、薬味などは別皿に盛られています。中央部分に橋のようにかかっているのはごぼうチップス。そのままサクサク食感を楽しみながら食べるのか、出汁に浸して食べるのか迷いどころです。

まずは薬味を入れずに麺とスープだけを味わいます。優しい味の中にコクもしっかりとあるスープに細麺がマッチ。ごぼうチップスの香りがアクセントになっています。シンプルな味を体験した後は好みで薬味をのせていきます。薬味を加えると、またラーメン全体が華やかになり、異なる味わいを楽しませてくれます。

7.「鶏そば カヲル」(小倉北区浅野)

山口県周南市で誕生した中華そば店「鶏そば カヲル」が、2022年9月1日、北九州市小倉北区浅野にオープン。九州初出店です。

注文したのは「鶏そば 塩 チャーシュー味玉」。鶏、豚、野菜、魚介のうま味を凝縮させた店主こだわりのスープが自慢の一品です。

黄金色のスープは地元の長州どりのうま味がたっぷり出ており、すっきりしていますがコクがあります。そこに中太麺がよく絡み、食べ応えも十分。スープが適度に染み込んだチャーシューや煮卵、小松菜との相性も抜群です。

その他にも「鶏そば 塩チーズ」や「鶏そば 塩レモン」などのメニューもあります。

※2022年9月22日現在の情報です

(北九州ノコト編集部)

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