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ジ アウトレット北九州「スペースLABO」震災を考えるプラネタリウム特別投影【北九州市八幡東区】

(アイキャッチ画像:「スペースLABO」外観)

3月11日の午後6時30分~午後7時30分、「THE OUTLETS KITAKYUSHU(ジ アウトレット北九州)」内にある「スペースLABO(北九州市科学館)」で、特別投映「星よりも、遠くへ」が行われます。

東日本大震災の被災地、宮城県「仙台市天文台」より職員を招き、震災当時の状況や、番組制作に関するお話の後、プラネタリウム番組「星よりも、遠くへ」を閲覧するプログラムです。

閲覧料は無料ですが、先着250人までの入場となっています。事前予約はできません。全席自由席の先着順のため満席の場合、入場できない可能性があります。

プラネタリウム番組「星よりも、遠くへ」とは

2011年3月11日 14時46分に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の夜、大停電の被災地を満点の星が照らしていました。

被災地の博物館として震災と向き合ってきた仙台市天文台は、震災の日の星空を被災者の手記とともに残し、伝えていく取り組みとしてプラネタリウム番組「星空とともに」を制作し、2012年3月に公開しました。

その後、反響を呼び、現在では全国の多くのプラネタリウム施設で投影されるようになった「星空とともに」の第2章「星よりも、遠くへ」。

震災から時が過ぎ、被災地の状況や被災者の気持ちが変化する中で、第1章では伝えきれなかった星空を通して、震災や自然と向き合うきっかけとなるプラネタリウム番組となっています。

西日本最大級のドーム径30メートルのプラネタリウム

スペースLABOの3階にあるプラネタリウムは、西日本最大級のドーム径30メートルと最新鋭の投影機器を擁する世界最高峰のプラネタリウム。

プラネタリウムのイメージ(北九州市提供) ©五藤光学研究所

9500個の恒星や1億個の星で描かれた天の川を映し出し、星の色や気流による瞬きもリアルに再現する世界最小クラスの光学式恒星投影機、4台のデジタル式投影機による解像度8K相当の全天周映像、8.2チャンネルの音響システムによる立体的なサウンドといった最新の技術で、自然と同じ究極の星空を巨大ドームスクリーンに再現。肉眼では見えない星雲や星団も描き出しています。

また、250席もの座席は飛行機のファーストクラス並みのゆとりがあり、地元の特産品である小倉織が座席ヘッドカバーに使われています。

詳細は、「スペースLABO」ホームページで確認できます。

■住所/北九州市八幡東区東田4-1-1 THE OUTLETS KITAKYUSHU 内
■アクセス/JRスペースワールド駅 徒歩3分
■開館時間/10:00~18:00 ※夜間投影日あり
■料金/常設展=一般400円、中高生300円、小学生200円 プラネタリウム=一般600円、中高生300円、小学生200円
※特別投影「星よりも、遠くへ」の閲覧料は無料
※年間パスポートもあり、未就学児は無料

※2023年2月26日現在の情報です

(北九州ノコト編集部)

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