ホットドッグ専門店「SUNDOG(サンドッグ)」 知れば知るほど好きになる名店【北九州市小倉北区】
来年でオープン20年を迎えるこだわりホットドッグのお店「SUNDOG(サンドッグ)」。幅広い年代に愛されているお店です。
JR西小倉駅から徒歩1分のところにあります。
こだわりの詰まったホットドッグが人を呼ぶ
午前中は年配の方や小さい子ども連れの家族、昼は近くに勤める会社員、夕方は学生さんなど、幅広い年代のお客さんで賑わう店内。SUNDOGは2004年に開店し、来年で20年。「学生の時に食べに来ていた子が結婚したり、子どもを連れてきたりと、その歴史に立ち会えるのがうれしい」と2代目のオーナーは言います。
長く食べられ続けている理由は、やっぱり変わらない美味しさです。こだわりのホットドッグのお店というだけあって、たくさんのこだわりが詰まっています。
ソーセージもパンも、SUNDOGのために作られた特注品。パンはスチームをかけて焼き上げているので、表面はパリッと中はふわっとした食感です。一般的なホットドッグのハード系のパンとは食べやすさが違います。ちなみにパンはクラウンパン製の特注品と聞いて、「自分の知っているクラウンパンじゃない」と筆者はかなり驚きました。
ソースはもちろん自家製。ホットドッグの種類以上にソースの種類があります。
さらに食べやすさにもこだわり。トッピングの順番は食べる時にこぼれにくいよう、ソースの上にソーセージがのります。
一番人気は「オニオンソース」
店名のついた「サンドッグ」を押さえて人気ナンバーワンなのが、「オニオンソース」です。
常連さんの定番は「オニオンソース&フライドポテトゆずマヨ&コカ・コーラ」のセット注文なんだそう。
定番商品に加え2か月ごとに2種類の限定メニューもあります。現在は「なす味噌ドッグ」と「プルコギドッグ」で、「なす味噌ドッグ」がかなり人気とのこと。限定メニューは、好き嫌いが分かれるような食材や、季節限定の食材を使っているそうで、毎回お客さんの反応が楽しみだそうです。
ちなみに毎年1月ごろから販売している限定メニュー「和ドック」は、毎回かなり好評なんだとか。限定の大葉が練り込まれたソーセージに、スライスした山芋とジュレポン酢を合わせた”和”のあっさりテイスト。販売がとても楽しみです。
そして、「極上プレミアム・サンドッグ」のすごさに驚きます。
プレミアムと付くだけあって、すべてが特別。ほかのホットドッグと異なる特大のソーセージに、パンはまた違うところで特別に作ってもらっているハード系。「アンチョビ」「焦がしニンニク醤油」「トマト&バジル」のプレミアムでしか使わない3種類のソースと、定番メニューとは区別されています。
オーナーもどれか一つ選ぶとしたら「プレミアム」を選ぶというかなりの自信作です。
テイクアウトで分かるすごい<こだわり>
店内に注文待ちの椅子もありイートインも可能ですが、ほとんどのお客さんがテイクアウトでの利用です。注文があってから5分以内には提供するというのもこだわりのひとつだそうです。
テイクアウトで持って帰ると、一般的にはパンがソースの水分を吸ったり湿気を吸ったりして、柔らかく形が崩れるイメージがありますが、SUNDOGは違います。ソースはパンにしみこみにくいように、水分を飛ばしたりしてとろみがあるソースに仕上げています。さらに、ソースとパンの間に野菜などを挟むひと工夫も。
時間がたってもパンの外はパリッと中はふわっとした食感が変わらずおいしく食べられます。持ち帰っても形が崩れないので、差し入れにも向いていますよ。
詳細については、SUNDOGのInstagramアカウントで確認できます。
<SUNDOG(サンドッグ)>
■所在地/北九州市小倉北区室町2-10-22 菅野ビル1階
■駐車場/なし(近くに有料駐車場が多数あり)
■営業時間/午前10時~午後8時(売り切れ次第終了)
■定休日/毎週月曜日、第3火曜日
※2023年10月13日現在の情報です。
(ライター:にわかなみ)