子育てしやすい環境をNPO法人が順位づけする「次世代育成環境ランキング」で、北九州市が2022年度の政令指定都市部門において12年連続の総合1位になりました。
「小児医療」1位 病院・診療所が充実している点などを評価
「次世代育成環境ランキング」は、男女共同参画社会形成のために市民活動をしているNPO法人エガリテ大手前（東京都）が、全国103自治体を対象に、「出産環境」「児童福祉」「小児医療」など7項目について、国の統計などをもとにした独自の基準で点数化して順位を決めているもの。
北九州市は、政令指定都市20市の中で、「小児医療」で1位に選ばれました。そのほか「出産環境」は3位、「乳幼児保育」は13位、「児童福祉」は12位、「児童養護」は3位、「児童保育」は14位、「母父子福祉」は4位、「出生環境」は7位となっており、8項目中4項目が5位以内に入っています。
病院・診療所が充実している点や待機児童の数の少なさ、平日夜間や土日祝日などの診療体制が充実しているといった点で高い評価を得ています。
調査開始後17年中16年間、政令指定都市第1位
北九州市は2005年度から2009年度まで5年連続で第1位。2010年度は第2位でしたが、2011年度に第1位となってから2022年度まで12年連続して政令指定都市第1位となり、調査開始後18年中17年間、政令指定都市第1位の評価を受けています。
※2023年5月10日現在の情報です
（北九州ノコト編集部）
