【新型コロナ／北九州】4月7日時点の感染者数　1人増加

世界中で猛威を振るう、新型コロナウイルス。
日本各地でも感染者が続々と増えています。
北九州市内の感染者についても、さまざまな情報が飛び交っています。
一方、正確な一次情報がうまく届いていない状況も散見されます。
北九州ノコトは、ローカルメディアの責として、地域における正確な「コロナ関連情報」を広く発信する役割を担いたいと思います。
私たちの情報発信が、少しでも市民のみなさんの役に立てばうれしいです。
そして、一日も早い終息を願います。

※当記事は、2020年3月1日～4月7日までに北九州市が発表した市内の感染者数をまとめています。
数は北九州市の発表日ベース。いずれもクルーズ船などの人数を含みません。

新型コロナウイルス感染 判明者数の累計と推移

北九州市内の感染判明者数の累計と日別の推移（発表日）

政府は4月7日、福岡県を含む7都府県に緊急事態宣言を発令しました。宣言の効力は、5月6日まで。

安倍晋三首相は同日の会見で「海外で見られるような都市封鎖（ロックダウン）を行うということではない。公共交通機関など必要な経済社会サービスは可能な限り維持しながら、感染拡大を防止していくという対応には変わりない」と主張。

不要不急の外出自粛や、3つの密（密閉、密集、密接）を避けることなどを呼び掛け、人との接触を7～8割削減することで、感染者数の増加を抑える方針を示しました。今、一人一人の行動を変えることが重要視されています。

北九州市内で確認された、各区の感染判明者数（発表日）の推移

緊急事態宣言が発令された7日、北九州市では1件の感染が確認されました。
若松区在住の50歳代女性、八児小学校教諭と発表されており、46例目、47例目に感染が確認された患者の家族ということが判明しています。
家族と同僚教員が濃厚接触者にあたるとみられますが、その他の行動歴については調査中ですが、西日本新聞の報道によると、「3月24日の修了式以降、児童との接触はなかった」とのことです。
これで、市内で確認された感染者数は累計50人に達しました。

北九州市内で確認された、年代別の感染者数

PCR検査 北九州市の現状

福岡県および北九州市は、PCR検査を行った人数と、検査結果を連日発表しています。これによると、4月7日までに市内で実施されたPCR検査は1170件。福岡県全体では3106件となっています。
PCR検査の実施数は7日、県全体で370件となり、過去最多を更新しました。

グラフ引用：福岡県 新型コロナウイルス感染症ポータルサイト　検査実施数

不安な場合の相談はどこへ？

北九州市は、厚生労働省の相談窓口とは別に、24時間受付の相談窓口を開設しており、自身や家族の症状に不安がある場合など、一般的な問い合わせができるようになっています。

（北九州ノコト編集部）

各相談窓口