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【キタキュー不動産】北九州市内の中古住宅 リフォームする場所&方法のトレンドは?

(アイキャッチ画像:リフォームされたキッチン)

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、2021年頃から木材の需要と供給のバランスが崩れ、木材の価格が高騰していることを指す言葉「ウッドショック」。このウッドショックの影響で、住宅価格も上昇傾向にあると言われています。

そんな中、注目を集めるのが中古住宅です。北九州市内でも中古住宅を購入しリフォームすることへの需要が高まっているとの噂を聞きつけ、市内で中古物件を扱う不動産会社・株式会社ミクニの内田聡さんにお話を聞きました。

中古物件×リフォームの特徴は?

内田さんによると、中古物件を手に入れリフォームすることの特徴は主に3つあるそうです。

リフォーム後の綺麗な室内(画像提供:株式会社ミクニ)

1つ目は「ライフスタイルに合わせた設計が可能であること」。当然ながら、新築の注文住宅などの方が自由度は高いですが、その分だけ価格は高く、手が届かないという人も多いと思います。予算に合った価格で中古物件を手に入れリフォームすることで、「規格化された住宅にライフスタイルを合わせるのではなく、自らが最も心地よい空間を創造することができる」といいます。

2つ目は「豊富なストックから選べること」。中古市場の物件ストックは豊富なため、新築以上に多種多様な物件の中から、イメージする理想や要望に合ったものを絞り込んでいけるそうです。

3つ目は「価格と満足度」。新築よりも割安で、リフォーム費用を含めても新築物件以下となれば、浮いたお金をそのほか家具やインテリアに充てることができます。総じて満足度が高まり、「余裕を持って暮らしを愉しむことができる」とのことです。

「押入れ」を「クローゼット」に

続いて、内田さんに北九州市内における最近のリフォーム箇所・方法のトレンドを聞きました。

まず挙げられるのが、「和室押入→クローゼットへの改装」だそうです。

リフォーム前の押入れ(画像提供:株式会社ミクニ)

近年、和室から洋室の改装が多く、これに合わせて収納部分のリフォームも行われることが多くなってきているといいます。収納の仕方の変化が背景にあると思われます。

リフォーム後のクローゼット(画像提供:株式会社ミクニ)

キッチンを「対面型」に

次に挙がったのは「キッチン」。

リビング側を向いてキッチンを利用できる配置が好まれる傾向にあり、「壁付け型」から「対面型」へのリフォームが増えているそうです。

リフォーム前の壁付け型キッチン(画像提供:株式会社ミクニ)

また、「対面型」にすることで、キッチンスペースとリビングスペースを間接的に仕切ることができたり、キッチンを隠すことができたりすることも、人気の一つだといいます。

対面型キッチンへのリフォーム後(画像提供:株式会社ミクニ)

なお、デメリットとして「部屋が狭く感じる」ことがあるそうで、物件によってはおすすめできないこともあるようです。

ニーズのあるリフォーム箇所

住宅というと、どうしてもリビングやダイニングなどに目が行きがちですが、収納スペースやキッチンなど主たる生活スペースではないものの、生活をする上で重要な箇所のリフォームを行うことがトレンドのようです。いずれのリフォームも、QOL(=Quality of life/クオリティ オブ ライフ)の向上が見込めるのかもしれません。

ちなみに、そのほか依頼の多いリフォームについては、下記のようなものがあるといいます。

・壁天井クロス貼替
・床材張替え
・住宅設備取替(キッチン、浴室、洗面化粧台、トイレ、給湯器)
・戸建外壁屋根の塗装
・外構工事(庭、駐車場工事)

今回取材に協力してくれた株式会社ミクニでも多数のリフォーム実績があるそうです。なかなか気に入る新築物件が無いという時は「中古物件×リフォーム」を検討してみても良いかもしれません。

◆取材協力:株式会社ミクニ

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