北九州市立白銀中学校で出前授業 マンホール蓋をデザイン【北九州市小倉北区】
北九州市立白銀中学校で12月21日、同中学校の3年生約30人が参加する出前授業が行われます。授業では、北九州市の豪雨対策や「昭和町雨水貯留管」について学び、自由にイメージしてマンホール蓋をデザインします。
生徒らによってデザインされたマンホール蓋は来年5月、白銀公園(小倉北区白銀2-6)に設置されるとのことです。
マンホール中央部の直径50cmの丸型部分をデザイン
北九州市上下水道局では、小倉都心部の豪雨対策として昭和町雨水貯留管の建設を進めており、令和5(2023)年度末に完成する予定です。
この雨水貯留管は、地下15mにある構造物で、市民の目に触れることがありません。一方、マンホール蓋だけは地上に設置されていることから、今回、近隣の白銀中学校の生徒がマンホール中央部の直径50cmの丸型部分のデザインを行うことになったといいます。
5月開催予定の「昭和町雨水貯留管完成記念式典」で表彰式や設置式を行う予定
生徒による制作期間は約2ヶ月。3月上旬にデザインが提出され、上下水道局長ら選定者により、3作品を選び、デザインマンホール蓋を製作します。
設置場所は、白銀公園(小倉北区白銀2-6)内の3箇所。市は、5月下旬に白銀公園で開催される「昭和町雨水貯留管完成記念式典」の中で、デザインが採用された生徒の表彰や、制作されたデザインマンホールの設置式などを行う予定としています。
※2023年12月20日現在の情報です
(北九州ノコト編集部)