長崎街道木屋瀬宿記念館でパネル展「街道のかみさま 長崎街道の信仰と神事」開催【北九州市八幡西区】
北九州市立長崎街道木屋瀬宿記念館・みちの郷土史料館で、企画展「街道のかみさま 長崎街道の信仰と神事」が開催されます。
開催期間は10月26日~12月15日。長崎街道とその周辺の町や村などで信仰の対象となっている神々について焦点をあてたパネル展です。
長崎街道の<神と信仰>や<神事>を探る
参勤交代の成立によって急速に整えられた長崎街道と宿場町が完成して以降、もしくは古代から同じ土地に住む人々は、現在までどのような神々を祀り、信仰していたのでしょうか。
また、現在、長崎街道周辺の市町村にはどのような神社が存在しており、分布しているのでしょうか。その主要な祭神や祭神と土地に関する神事・信仰をまとめたパネル展となっています。
長崎街道の<神と信仰>として、よく見られるのが、全国的にも数多く存在している「八幡信仰」「天神信仰」「稲荷信仰」などです。しかし山岳地域では「英彦山信仰」が活発になっていたり、局所的に「天満神社」が集中していたり、九州ゆかりの皇族や武将が祀られた独自の神社があるなど、同じ名前の信仰でも全国と比べると内容が異なっているものも存在します。
長崎街道沿いには多様な神の信仰に伴い、特色ある様々な<神事>も行われます。 代表的なものに「くんち」と呼ばれる秋季大祭があり、博多・唐津・長崎を筆頭に非常に盛大に行われ、各地の氏神へ踊りが奉納されます。
時代の波を乗り越えて信仰されてきた背景にはどのようなものがあるのか、また現代まで伝承される神事、行事の多様な内容なども併せて紹介しています。
詳細は、北九州市立長崎街道木屋瀬宿記念館のホームページで確認できます。
■企画展名/「街道のかみさま 長崎街道の信仰と神事」
■住所/北九州市八幡西区木屋瀬3-16-26
■会期/10月26日~12月15日
■入館料/一般240円、高校生120円、小中学生60円
■休館日/月曜(月曜が祝日の場合は翌日)
※2024年10月16日現在の情報です
(北九州ノコト編集部)