小倉南区道原の古民家で本格的な台湾茶を楽しめる「日日好茶」オープン

築170年以上の古民家をリノベーション

小倉南区、モノレール「徳力嵐山口」駅より車を走らせること約15分。何か用事がなければなかなか足を運ばない道原(どうばる)方面へ向かうと、民家も少ないエリアに入ります。道中は車の窓を開けオーディオも消し、自然の音に耳を傾けたくなるような田舎の風景が広がります。

そんな何もない道を進むと、木々に囲まれぽつんと建つ古民家が見えてきます。台湾茶をゆっくりと楽しめる店「日日好茶(にちにちはおちゃ)」です。

隠れ家という言葉がぴったりの同店は、4月29日にオープン。築170年以上にもなる古民家をリノベーションしたそうです。

店内はゆったりとしたソファー席やテラス席、カウンター席や縁側の席があり、どの席を選ぶかで迷ってしまいます。

「貴妃蜜香烏龍茶」 (1600円)と「台湾カステラ」(450円)

今回はひとりということもあり縁側の席へ。

メニューは10種類ほどのお茶セットをはじめ、デザート、スパゲッティなどの喫茶メニューがあります。

お茶のセットは1500円からあり、全てミニデザート付きとなっています。一番人気は「貴妃蜜香烏龍茶」 (1600円)だそうです。それぞれのお茶の効能や特徴などがメニュー表に記載されていて台湾茶の知識がなくても楽しめます。

お茶は一杯目を飲み終わってからスタッフに声をかけると、追加でお湯を入れてくれます。蒸らす時間を少しずつ長くすることで4、5煎まで美味しく飲むことができるようです。今回は縁側に座ったということもあり、庭からサービスを受けるのが新鮮な体験でした。

縁側はすぐそばに川が流れており、せせらぎを聴きながらひとりでゆったりとお茶を楽しむことができます。また2階席もあり、小さな子ども連れ(要事前連絡)でも利用できるようになっています。

和室の壁には、書道家が書いたという中国の古くから伝わる漢詩があり、非日常感を演出してくれています。週末にリフレッシュするには最適な場所です。

緊急事態宣言中など営業日時が変更になる場合があります。最新情報は「日日好茶」インスタグラムで確認できます。

■店名/日日好茶
■住所/北九州市小倉南区道原1449
■営業時間/土・日曜のみ 11:00~16:00 (ラストオーダー15:30)

※2021年6月4日現在の情報です

(北九州ノコト編集部)

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