中村哲さん没後5年 商工貿易会館で<特別上映&トークセッション>開催【北九州市小倉北区】
北九州市立商工貿易会館(北九州市小倉北区古船場町1-35)・2階多目的ホールで12月8日、「医師・中村哲 没後5年 灯火(ともしび)をつなぐ~北九州からアフガニスタンへ~」をテーマにした特別上映&トークセッションイベントが開催されます。
また、タイアップ企画として、小倉昭和館(北九州市小倉北区魚町4-2-9)で映画『荒野に希望の灯をともす』が上映されるほか、谷津監督によるアフタートークも行われます。
『医師中村哲の仕事・働くということ』特別上映&トークセッション
映画『医師中村哲の仕事・働くということ』は、2022年10月1日に「労働者協同組合法」が施行されたことを記念して制作された作品です。
アフガニスタンで様々な民生支援活動に取り組んだ医師・中村哲さん。灌漑用水路の建設によって、砂漠化した荒野は沃野に変わり、傭兵や難民が村に戻って農業に従事するようになりました。
中村さんが凶弾に倒れて5年。ロシアによるウクライナ侵攻、イスラエルによるガザ攻撃など、世界は極めて危険な状況に直面しています。
今回、中村さんが幼少期を過ごし、その後の思想形成や活動の原点となった北九州で、ドキュメンタリー映画『医師中村哲の仕事・働くということ』の上映と、谷津賢二監督らによるトークセッションが開催されることになりました。
今、私たちにできることは何かを様々な視点から考える機会となりそうですね。
入場料金は大人1500円、高校生以下・障がい者800円、小学生以下無料で、先着300人。昭和館上映『荒野に希望の灯をともす』の半券を持っている場合は1000円で入場でき、トークセッションからの入場は500円となります。
『荒野の希望の灯をともす』の上映(小倉昭和館)
タイアップ企画として、小倉昭和館で谷津賢二監督が制作した映画『荒野の希望の灯をともす』の上映が行われます。
12月7日・8日は、アフタートーク付きの上映。1998年~2019年アフガニスタン・パキスタンで中村哲医師の活動を記録するほか、これまで世界70か国以上で取材を続けてきた谷津監督のお話を聞くことができます。
当日券・自由席での案内。事前予約は受け付けていません。
また、12月11日~13日は『荒野の希望の灯をともす』の上映のみ行われます。
小倉昭和館での上映についての詳細は、小倉昭和館のホームページで確認できます。
※2024年12月6日現在の情報です
(北九州ノコト編集部)