【北九州市】2024年に最も注目された『公園』は? 第1位は<海を眺めながら楽しめる緑地>
3位:洞北緑地公園(八幡西区)
八幡西区と若松区の区境に位置する江川の側にある「洞北緑地公園」。芝生広場や遊具広場の他、植生浄化施設である「洞海ビオパーク」や「ドッグラン」なども設置された広い公園です。
駐車場から園内へ向かうと大きな木が両サイドに並ぶ並木道があり、入り口から自然を身近に感じられます。
少し進むと、複合遊具のある遊具広場が左側に見えてきます。大きくて横幅のある滑り台や小さなボルダリングができる壁などがあり、小学校高学年まで楽しめそうです。
遊具の広場から奥に進むと、「洞海ビオパーク」と書かれた看板が見えてきます。
洞海ビオパークは、皇后崎浄化センターの処理水(砂ろ過水)を、植物を使ってさらにきれいにし、生きものが住むせせらぎをつくりだした施設です。植物を使った水の浄化は、エネルギーをほとんど使わないことから環境にやさしい浄化だそう。
公園内にあるので、遊びながら子どもと一緒に環境についても学ぶことができますね。
2位:櫓山荘公園(小倉北区)
北九州市小倉北区中井浜の国道199号線沿い、「業務スーパー小倉西港店」のすぐ横に公園があるのを知っていますか?
それが「櫓山荘(ろざんそう)公園」。大正中期から昭和初期にかけ文化人のサロンとして親しまれ、女性俳人・杉田久女や橋本多佳子のゆかりの地である「櫓山荘」の跡地一帯を整備した公園です。
かつてこの場所に存在した「櫓山荘」は、女性俳人・杉田久女と橋本多佳子のゆかりの地であり、大正から昭和初期にかけて、“小倉の文化サロン”として多くの文化人に親しまれてきたそう。
庭園の遺構や櫓山荘の間取りをレンガで再現した櫓山荘広場があり、階段を登って入ることができました。
また、遊具のある広場もあり、滑り台や階段など、小さな子どもも遊べそうです。その奥には、ライオンやパンダの形をした揺らして遊ぶ遊具もありました。
1位:新門司海浜緑地(門司区)
2024年の公園記事で最もアクセス数が多かったのは、北九州市門司区の海沿いにある「新門司海浜緑地」。猿喰海岸沿いにあり、海を見ながら散歩などが楽しめます。
しかし、猿喰海岸自体は「地盤が軟弱」であることを理由に立ち入りが禁止になっていました。
砂浜に入ることはできませんが、遊歩道の近くまで砂があるので、貝殻拾いなどを楽しむこともできます。小さな貝殻だけでなく、5〜7センチ程の貝殻も見つけることができましたよ。
海岸寄りの遊歩道から階段を上がると、ベンチや東屋などが道に沿って点在しています。そこから海を眺めて休憩するのも気持ちよさそうですね。
泳いだり浜辺まで行くことはできませんが、汐風を浴びながら海を眺めたり、散歩をするなど海を感じたい時に丁度いい場所でした。
市内の公園は1700超 もっと知りたい北九州の公園のこと
以上、2024年に公開した公園に関する記事の中で、多くの人に読まれた記事TOP10を紹介してきました。市内の様々な公園に行く中で、歴史を感じることができる公園が多く、ランキングにも反映されていることがわかりました。
惜しくもTOP10入りができなかった公園の中にも、面白い遊具やきれいな広場など多様な公園がありますよ。
北九州市には1700を超える公園があるだけあって、まだまだ知らない公園もたくさんあります。もしかしたら、あなたが知っている公園情報が記事になるかもしれません。そんな情報を北九州ノコトに投稿してみませんか。情報提供をお待ちしています!
※各公園の情報は取材当時の内容です
(北九州ノコト編集部)