• HOME
  • 記事
  • 暮らし
  • 北九州市議会絵画コンクール入賞作品が決定 最高賞は「門司港駅のホーム」【北九州市】

北九州市議会絵画コンクール入賞作品が決定 最高賞は「門司港駅のホーム」【北九州市】

(アイキャッチ画像:「北九州市議会絵画コンクール」授賞式の様子)

昨年、北九州市制60周年を記念して、「わたしの誇る北九州市の風景」をテーマに市内在住・在学の中学生や高校生(特別支援学校の在校生を含む)を対象にした絵画コンクールが実施されました。

未来を担う若い世代に市議会への関心を深めてもらうことを目的として行われた絵画コンクールには、25人の学生が応募。北九州市議会・議会棟1階ロビーで投票による一次審査が行われるなど選考の結果、議長賞1作品、副議長賞2作品、入選5作品が決定しました。

今回、入賞作品や表彰式の様子を紹介します。

議長賞は「門司港駅のホーム」 副議長賞はどちらも動物園を題材に

まず紹介するのは、議長賞と副議長賞。展示の際に記載されていた作者のPRも一緒にお伝えします。

議長賞に選ばれたのは、貞岡太陽さん(小倉商業高等学校1年)の「門司港駅のホーム」。

貞岡さんは、「門司港の玄関である門司港を描きました。門司港駅では毎日地元の人や外国の方など様々な人が行きかっています。そこで僕は門司港特有のあたたかみのある雰囲気を出すために色を工夫し表現しました」とコメントを寄せています。

副議長賞の1作品目は、井口龍也さん(小倉北特別支援学校中学部1年)の「僕の大好きな動物園」。井口さんは、「よく行く到津動物園や、そこにいたらいいなと思う動物たちをたくさん描きました」とコメントしています。

副議長賞の2作品目は、松本羽未さん(永犬丸中学校1年)の「夜の動物園」。松本さんは、「大好きな到津の森公園のマジックアワーの景色を描きました。きりんが立体的に見える様に影を濃くする場所を工夫したり、影との境目をグラデーションにしました。ライトが光っているように見せるために、白と黄を上手く使い分けながらぬりました」と説明しました。

<お祭り>や<夕暮れ時の様子>など地元ならではの5作品が入選

入選作品は全5点です。

工藤帆夏さん(若松中学校1年)の「冬の若松、おえっべさん」。おえっべさんというのは、若松えびす祭のこと。春と秋に開催され商売繁盛や海上安全、家内安全を祈る祭りとして毎年多くの参拝者がおとずれるとのことです。お祭りの思い出をしっかり表しています。

松嶋志月さん(高生中学校3年)の「夕暮れ時の若戸大橋」。赤い若戸大橋ですが、夕暮れ時とあって暗めのトーンで描かれています。

仁田野真櫻さん(本城中学校3年)の「子供のころの思い出」。戸畑祇園山笠の飾りや人物の表情まで繊細に表現しています。

宮原歩さん(折尾中学校3年)の「折尾プール(北九州市立折尾丸山公園の横)」。プールの青と空のオレンジとのコントラストがはっきりと描かれています。

須﨑日南さん(八幡中央高等学校1年)の「門司港駅」。淡いタッチが特徴的で、色の濃淡を使い分けて門司港駅のレトロ感が表現されています。

続きを読む
1 / 2

関連記事一覧