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北九州市の“うまい”が集結! 大型フードフェス『ガストロ北九州』開催 老舗すし店の大将が語る期待とは?
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(Gastro Kitakyushu<画像提供:北九州市都市ブランド創造局観光にぎわい部すしの都課>)

この秋、北九州市の“うまい”が一堂に会す──。

9月12日(土)と13日(日)の2日間、北九州市が誇る「すし」をはじめとした名店が集う大型フードフェスティバル『Gastro Kitakyushu(ガストロ北九州)』が北九州メッセで開催されます。

地元すし店など市内にある多彩な名店の味を存分に堪能できるほか、職人によるパフォーマンスや音楽ステージも実施。地酒が味わえる日本酒イベント「蔵元、再始動。」や北九州市食肉事業協同組合による「和牛の丸焼き」、八幡餃子協会による餃子の提供も行われます。

この秋注目のイベント「ガストロ北九州」とは、一体どのようなイベントなのでしょうか?

北九州市の「食文化(ガストロノミー)」が世界へ

ガストロ北九州は、市民が日頃から親しんできた“北九州市の食文化”を再発見し、国内外へ発信する食のフェスティバル。すし店をはじめ、ハイエンドからソウルフードまで地元の名店の味を存分に味わえます。

また、すし職人による包丁パフォーマンスやマグロの解体ショー、生産者による地元食材に関するセミナーなど多様な切り口で“食”を満喫できる、これまでにないグルメイベントです。

(※画像はイメージ 画像提供:北九州市都市ブランド創造局観光にぎわい部すしの都課)

「TERUZUSHI 2nd EDITION」「江戸前鮨二鶴」「幸すし」「海鮮処 寿司 海人」「廻転寿司 平四郎」の市内すし店5店舗が登場。隣接する<蔵元、再始動。>では地酒や角打ち体験が楽しめます。

(※画像はイメージ 画像提供:北九州市都市ブランド創造局観光にぎわい部すしの都課)

そのほか、多彩なジャンルの名店20店舗が並び、屋外には<肉祭ゾーン&小倉焼肉通り>も登場します。

(※画像はイメージ 画像提供:北九州市都市ブランド創造局観光にぎわい部すしの都課)

会場中央に設けられた<櫓(やぐら)ステージ>ではマグロ解体ショーや小倉牛の丸焼き、音楽ライブなど五感で楽しむエンターテインメントを披露。そのほか、旦過市場いちばん館の再始動でも注目される<旦過市場のPRコーナー>や<北九州の食の学びコーナー>も設置されます。

(※画像はイメージ 画像提供:北九州市都市ブランド創造局観光にぎわい部すしの都課)

地元で愛される老舗すし店「幸すし」の大将に話を聞いてみた

ガストロ北九州にも登場する、小倉北区宇佐町の老舗すし店「幸すし」の大将・原田耕治さんに話を聞いてみました。

幸すしは、1964(昭和39)年に創業。北九州モノレール・香春口三萩野駅から車で5分ほどの場所に店を構えています。

大将の目利きで仕入れた地魚と地元野菜を一手間かけて提供する、地元で愛されるすしの名店です。

北九州市の魚は“職人の間では昔から全国区”

原田さんは「元々魚は全国的(な認知度)で、職人さんの間では北九州市は有名だったんですよ。もうずいぶん昔からね」と語ります。

それは、全国のすし店を巡っていても、北九州の魚の良さと比較されることを嫌がられるほどだったといいます。

「北九州市は白身魚と貝類が有名で、白身魚ならうちでも最低5、6種は置いていた。例えば、夏だとスズキ、コチ、フグ(トラフグ)。トラフグは関門海峡を抜けて産卵しにくるので、初夏には5kg以上のサイズが入ってくるんだよ」と原田さん。

また、ここ最近は「関門海峡たこ」が注目されているといいます。関門海峡は潮の流れが速く、筋肉質な身になるそうです。

「すしの都 北九州市」の取り組みについて聞いてみると、原田さんは「初めは『今さら何がやりたいんだ』って言ったよ」と笑います。

しかし、“すし”を起点としたまちづくりの一環だと知り、応援する気持ちが出てきたそうです。それからは、子ども向けのすし握り教室だったり、高校生向けのイベントで北九州の魚の魅力を語ったりと取り組みに協力しているといいます。

「北九州市の職人は絶えず進化している」

「北九州市のすし屋は皆、日々進化しているんだよ」と原田さん。

例えば、江戸前の店では赤酢を使用していますが、赤酢の場合は砂糖を使わず塩しか使わないので、時間が経つと米がパサパサになるそうです。だからこそ、お客さんの予約に合わせて1日に何回も米を炊くといいます。

「カウンターに5人のお客さんがいれば5人ともに違う握り方をする。例えば、同じイカでもお年寄りには包丁目(切れ込み)を倍くらい入れることもある。職人はお客さんの顔を見ながら、シャリの大きさ、ネタの大きさ、全てのことを考えながらやってるんですよね」

ガストロ北九州の会場では、職人たちが技術や歴史など各分野についても解説する予定だとして、「北九州の職人たちがが絶えず進化しながらお客さんに接してることを発信したい。北九州の歴史も職人の技も、全てのことを学んで、その上で味わってほしい」と期待を寄せます。

原田さんは、ガストロ北九州が“ガストロノミー”を本質的に体現するイベントだということを教えてくれました。

<風土・文化・料理・空間演出>を一つの体験に

ガストロ北九州の開催に尽力している、市の職員・冨吉友紀さん(北九州市都市ブランド創造局観光にぎわい部すしの都課)にも話を聞いてみました。

「すしの都 北九州市」に関する取り組みの現状について、「すしの都」という言葉が、市民の間に予想以上に浸透したのが一番の手応えだといいます。

「これまでは魚が美味しいのは当たり前すぎて、それが全国的に見てどれほど恵まれたことなのか、市民自身は気づいていなかったと思います。観光面でも北九州市を訪れたらすしを食べるという文化が少しずつ定着し、市外からも『すしを目的に北九州へ行く』という層が確実に増えていると実感しています」

そうした中で「ガストロ北九州」を開催する目的について、「単なるグルメイベントではなく、“ガストロノミー”という言葉通り、風土・文化・料理・酒、そして職人の技、音楽、空間演出を一つの体験として提供したい。北九州市が持つポテンシャルをすべて掛け合わせ、世界に通用する食の聖地であることを証明したいと思います」と意気込みます。

『究極の北九州づくし』を楽しんで

当日の楽しみ方についても聞いてみました。

「高級店から街すし・回転すしまで、それぞれがこだわり抜いたネタで握るすしを楽しむことができ、全店回れば『究極の北九州づくし』となります。他にも市内の名店が一堂に会し、ここでしか味わうことのできないこだわりの料理を少しずつ楽しめるという贅沢な構成。北九州市が誇る蔵元の酒との相性も楽しんでほしいです」

(※画像はイメージ 画像提供:北九州市都市ブランド創造局観光にぎわい部すしの都課)

また、華やかなメインステージで行われるDJによる選曲や、ライブパフォーマンスなど、食べるだけでなく、エンターテインメントとしても楽しめることから、幅広い年代の人の来場に期待を寄せました。

最後に、ガストロ北九州を含む、今後の「すしの都 北九州市」の取り組みについても思いを聞きました。

「『ガストロ北九州』をきっかけに、市民の皆さんにあらためて地元の食の魅力のすばらしさやポテンシャルを感じていただき、北九州市を世界中から人々が食を求めて集まる街にしていきたいです。市民の皆さんが自分の住む街を『日本一ご飯が美味しい街だ』と自信を持って語れるようになり、その熱量が外の人を惹きつけるような、食を起点とした街の活性化を加速させたい」

北九州市の名店を味わい尽くす2日間

北九州市の食文化(ガストロノミー)を五感で味わい、そして全国、世界へ発信する──。

ガストロ北九州は、北九州市の名店が集うだけでなく、食材や歴史、文化、技術といった背景・文脈を知ることで、より“食へのアンテナ”が豊かになるイベントになりそうです。

北九州市の食文化に触れる壮大かつ貴重な機会をぜひ体験してみてください。

イベントの詳細は、ガストロ北九州の公式Instagramガストロ北九州の公式サイトで確認できます。

(画像提供:北九州市都市ブランド創造局観光にぎわい部すしの都課)

<Gastro Kitakyushu(ガストロ北九州)概要>
■日時:2026年9月12日(土曜日)11:00〜19:00/13日(日曜日)11:00〜18:00
■場所:北九州メッセ(旧西日本総合展示場新館)
■料金:入場無料(飲食には専用コインの購入が必要)
■問い合わせ:093-591-1170(北九州市ガストロノミープロジェクト実行委員会 事務局)

(提供:北九州市都市ブランド創造局観光にぎわい部すしの都課)

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