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門司港にレトロスイーツ店「anocoro」プレオープン 注目は『ピスタチオ婦凛(ぷりん)』

(アイキャッチ画像:門司港婦凛物語)

12月3日、門司港レトロ地区にレトロスイーツのお店「anocoro(あのころ)」がプレオープンしました。

場所はスパイスカレーなどを提供する「ukiwa(ウキワ)」の1階。年内はプレオープン期間でテイクアウトのみ、年明けからイートインスペースが利用できるようになり、グランドオープンとなる予定です。

今回、編集部に情報を寄せてくれたペンネーム「たこ膳」さんによると「ピスタチオ婦凛(ぷりん)がおすすめみたいです」とのこと。さっそく取材に行ってきました。

観光客が戻りつつある今、気軽に持ち帰れるスイーツが誕生

今回、話を聞いたのは「ukiwa」と「anocoro」のオーナーである中村さん。

オープンから3年ほど経つ「ukiwa」は、地元の名物グルメ「焼きカレー」にちなみ、「スパイスカレー」を看板メニューとしているお店。ランチタイムは店内でスパイスカレーをはじめ、定食メニューなどが味わえるほか、テイクアウト用のお弁当も販売しています。また、夜は“Cafe酒場”として、お酒やお酒に合う料理を準備しているそう。

しかし、新型コロナの影響を受け、門司港レトロ地区を訪れる観光客は大幅に減少。同店への影響も大きかったと言います。

少しずつではありますが観光客が戻りつつある今、観光客が気軽にテイクアウトできる“レトロスイーツ”を新たに開発してはどうかと考えた中村さん。元々、「ukiwa」の夜営業時に、甘いもの好きの常連客向けに提供していたスイーツをより進化させ、プリン「門司港婦凛物語」とシフォンケーキ「門司港絹菓子」の2種類を誕生させました。

スイーツのテーマは「ふわふわだったり。とろとろだったり。」

「anocoro」の“レトロスイーツ”のテーマは、「ふわふわだったり。とろとろだったり。」。厳選された無添加の材料を使い、昔ながらの作り方で、“ふわふわ”だったり、“とろとろ”だったりするスイーツを作っています。

なめらかでうっとりするような味わいへ仕上げたと言う“とろとろ”な「門司港婦凛物語」は、「カスタード」(写真左)と「ピスタチオ」(同右)の2種類を用意。

一方の「門司港絹菓子」は、きめ細かく柔らかい絹のような“ふわふわ”食感が特長。プレーン・コーヒー・ダージリン・抹茶・シナモンの中から日替わりで3種類ほどが登場するのほか、1人分のミニシフォンケーキも用意されています。

シフォンケーキイメージ(画像提供:anocoro)

「門司港の新名物になるような面白いものを作りたい」と開発された「スパイスカレーシフォン」も気になる一品。「お土産として持ち帰ってもらうのもいいのですが、イートインスペースでは『お食事系パンケーキ』ならぬ『お食事系シフォンケーキ』として、このカレー味のシフォンケーキを味わってもらうのも面白いなといろいろ考えているところです」と中村さん。

個々の“あの頃”を思い出してもらえるような店名に

「anocoro」という店名の由来を尋ねたところ、「“あの頃”という言葉は抽象的ではありますが、門司港レトロの“レトロ”も“あの頃”だし、『あの頃に戻りたい』『あの頃の味』など、“あの頃”と聞いて思い浮かぶものや時代は人それぞれ違うかもしれませんが、一人一人の“あの頃”を思い出してもらえるような店名にした」とのこと。

同店の“レトロスイーツ”を味わいながら、自分にとっての“あの頃”を思い返すのもいいかもしれません。

なお、同店ではレトロスイーツだけでなく、コーヒーやホットチョコレート、フラペチーノ、レモネードなどのドリンクもテイクアウト販売しています。

グランドオープン日など最新情報は「anocoro」インスタグラムで発信しています。

■住所/北九州市門司区西海岸1-4-16-1F
■営業時間/11:30~18:00 ※年明けから変更予定
■店休日/月曜

※2021年12月18日現在の情報です

(北九州ノコト編集部)

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