「まつりみなみ2022」中止決定 小倉南区の一大イベントが今年も開催断念

(アイキャッチ画像は過去の様子)

毎年夏に志井公園で開催されてきた小倉南区の一大イベント「まつりみなみ」。新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から、今年も中止になることが主催者である「まつりみなみ実行委員会」から発表されました。2020年、2021年に続き、3回目の中止となります。

「まつりみなみ」とは

1974(昭和49)年に小倉南区の誕生と同時に生まれた「小倉南民踊の夕べ」が、1999(平成11)年の小倉南区制25周年を機に「まつりみなみ」に。子どもからお年寄りまで参加できる一大イベントになりました。

「手づくり子どもみこし大会」「みなみ区おまつり村」「総踊り」「大花火大会」を中心に、ステージイベントなど多彩なイベントが行われますが、中でも2000人規模で踊る「総踊り」は迫力満点で、小倉南区民のパワーの結晶ともいえるほどです。

「総踊り」(過去の様子)

参加者・来場者の健康と安全を守ることを最優先

今年の「まつりみなみ」は8月20日に開催予定でしたが、「まつりに参加される方やご来場の皆さまの健康と安全を守ることを最優先し、中止を決定した」とのこと。

「来年こそはコロナが収束し、多くの皆様で賑わう『まつりみなみ』になるよう願うとともに、皆さんが来てよかったと思っていただける『まつりみなみ』にしたいと思います」と実行委員会。

多くの人が志井公園に集まり、会場一体となって「総踊り」や「花火」などを楽しむ、小倉南区民にとっておなじみの光景が戻ってくる日を願うばかりです。

※2022年5月22日現在の情報です

(北九州ノコト編集部)

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