松本清張記念館（北九州市小倉北区城内2-3）の地階にある企画展示室でこの秋、企画展「松本清張と井上靖ー新進作家と目標の星」が開催されます。会期は10月5日から12月1日まで。
国民作家である松本清張と井上靖の意外な共通点と初期の交流が紹介されるとのことです。
企画展は4章で構成 章ごとに当時の2人を知る
企画展は第1章から第4章で構成されています。＜第1章 松本清張と井上靖＞は2人の共通点と接点、＜第2章 新進作家と目標の星＞は松本清張が井上靖の面白い小説を指標としたことなどを知ることができるそうです。
また、＜第3章 初公開 清張の井上靖宛書簡ー私淑と御祝＞では、初公開の「井上靖宛清張書簡」も展示。松本清張が井上靖に宛てた書簡が県立神奈川近代文学館に8通所蔵されており、内5通が今回初公開されます。松本清張が井上靖を模範として慕う文面となっているのだとか。
最終章は＜第4章 最後の手紙－長らく御無沙汰して＞をテーマにした内容となっています。
来場記念「名言しおり」のプレゼント
来場記念として、松本清張・井上靖の「名言しおり」がプレゼントされます。無くなり次第終了です。2人の国民的作家が遺した名言を記した特製しおりとなっており、人生を照らす名言を引き当てる機会になっています。
また、特別展示「両作家が関心を寄せたガンダーラ仏」も行われるそうですよ。
詳細は、松本清張記念館のホームページで見ることができます。
※2024年9月30日現在の情報です
（北九州ノコト編集部）
