日明小学校の生徒が「じゅんかん育ちのさつまいも」を収穫 今年5月に子どもらが苗植え【北九州市小倉北区】
日明浄化センター(北九州市小倉北区西港町96-3)で10月15日、日明小学校の生徒が苗植えした「じゅんかん育ちのさつまいも」が収穫されました。
その収穫の様子をお伝えします。
下水再生水・下水汚泥からつくった肥料で育てた農作物の「じゅんかん育ち」
SDGs推進に向け、下水道資源の肥料化を目指している「北九州市上下水道局」。日明浄化センター内の畑で「じゅんかん育ちのさつまいも」の栽培に取り組んでいるといいます。
「じゅんかん育ち」とは、下水再生水・下水汚泥からつくった肥料で育てた農作物(下水道発食材)の愛称で知られています。
国土交通省は、下水道資源を農作物の栽培等に有効利用する取組を推進しており、安全で美味しい食材として全国各地で「じゅんかん育ち」が注目されているのだとか。
300本植えて240キログラムの収穫に
今年5月には「日明小学校」の生徒が下水道の仕組み・役割や循環型社会について学ぶとともに、さつまいもの苗植えを行いました。
収穫時期の秋を迎えた10月15日に、苗植えした「じゅんかん育ちのさつまいも」を収穫。当日は小雨交じりの天気でしたが、思った以上の大きいさつまいもに子供たちのテンションも上がっていたそうです。
300本を植えて240kgを収穫したといい、中にはラグビーボールや大根並みの大きさで、2kg超えのさつまいももあったそうですよ。
収穫したさつまいもは子どもたちにお土産として配られたほか、残りは今後イベント等でも使われる予定となっています。
※2024年11月1日現在の情報です
(北九州ノコト編集部)