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いのちのたび博物館が所蔵する昆虫化石から新種発見? 実物化石を特別公開【北九州市八幡東区】

(アイキャッチ画像:「いのちのたび博物館」外観)

北九州市立いのちのたび博物館(北九州市八幡東区東田2-4-1)のエントランス無料ゾーンで、学術誌に掲載された新種のハチの実物化石が公開されています。

論文第一著者の大山望さんは、北九州市出身の若手研究者。5月11日までの期間限定公開です。

山口県美祢市産のハチの化石を公開

(画像はイメージ<写真AC提供>)

今回公開されたのは、山口県美祢市産の化石。パリ自然史博物館・九州大学・ロシア科学アカデミー・ロンドン自然史博物館・美祢市歴史民俗資料館による共同研究の結果、新種の昆虫(ハチ)であることが分かり学術誌に掲載されたそうです。

今回発見されたのは膜翅目(ハチ目)ナギナタハバチ科の新種で、「サマルカンディキア・ハラダイ」と命名。「ハラダイ」は化石の発見者で、北九州市在住の原田隆好さんを称えて名付けられました。

時代は中生代三畳紀後期カーニアン期とされており、約2億3000万年前だといいます。貴重な化石を無料で見ることができるので、この機会に足を運んでみてもいいかもしれませんね。

※2025年4月21日現在の情報です

(北九州ノコト編集部)

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