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<冬の森に咲く妖精>を探して白野江植物公園へ 6つの魅力も紹介【北九州市門司区】

(アイキャッチ画像:バイカオウレン)

四国では馴染みの深い「バイカオウレン」。北九州市内でも見ることができるとの情報を受け、門司区にある北九州市立白野江植物公園に行ってきました。

バイカオウレンとは

バイカオウレンは日本固有種。キンポウゲ科の宿根草で、早春に最も早く開花する花なのだとか。花言葉は「情熱」で、植物学者の牧野富太郎博士がこよなく愛した花の1つとするエピソードも有名です。

花の直径は1.5cm、高さは5~15cm程。その愛らしさから「冬の森に咲く妖精」というキャッチフレーズもあるのだそう。

バイカオウレンの開花時期を調べると、12月から2月頃となっていたので、「まだ咲いているのか」「実際はどんな花なのか…」と、恋人に会うような高揚感を抱きつつ園内を探索。自然環境下では、針葉樹林の足もと(林床)に生息していることから、同園でも木々に囲まれた森の小道の脇にひっそりとその姿を見せていました。

小さな小さな花なのですが、冷たい土の中にしっかりと根を広げ、すっと伸びる茎に秘めた強さを感じます。同園の今年の生育状況は数株が点在して咲いている状況で、出会えた瞬間は「わぁ!」と幸せな気持ちに。他の来園者が花の目線に合わせしゃがみこんで写真を撮ったり、「かわいいね」と声をかける姿も微笑ましく思えました。

「北九州市立白野江植物公園」の多様な魅力

白野江植物公園にはたくさんの魅力がありますが、その中から6つほどピックアップしてお伝えしたいと思います。

魅力その1:四季折々の花木を楽しめる

魅力その1は、「北九州市内唯一の花木園で四季折々の花木を楽しめる」こと。春は桜(サクラ)、園内の至る所に植えられており、その数60品種・約700本!公園の中腹には広々とした桜広場があり、桜の開花シーズンには多くの人が訪れます。

夏は紫陽花(アジサイ)、蓮(ハス)、睡蓮(スイレン)。筆者も毎年、蓮の開花情報を心待ちにしています。秋のお彼岸の頃には、約3万球植えられている白彼岸花(シロヒガンバナ)をはじめ色とりどりの彼岸花が見頃に。

10月頃には旅する蝶「アサギマダラ」の飛来も観察できます。新緑の頃のモミジも美しい同園ですが、紅葉のシーズンはさらに美しくて見る人の心を癒してくれます。

冬は冬牡丹(フユボタン)、山茶花(サザンカ)、これからの季節は菜の花や梅(ウメ)、早咲きの桜や寒桜(カンザクラ)が見頃を迎えるそうです。

魅力その2:周防灘を望む展望台&山頂広場の大パノラマ

魅力その2は、「周防灘を望む展望台、山頂広場の大パノラマ」です。

公園の中腹まで緩やかな階段を上ると、周防灘を望む景色が広がります。ここから少し足を伸ばして、約650m、390段の階段を登ると、標高約110mの山頂広場へ到着します。

気象条件が良い日は姫島や国東半島も一望できるそうです。

魅力その3:みんなでつくる公園

魅力その3は、「みんなでつくる公園」であること。

訪問時は2月3日(土)の開園まもない時刻でしたが、園内のそこかしこで賑やかな声がしました。草花の手入れをしている女性に声をかけてみたところ、月に2回園内の花木の手入れや清掃のボランティアをしているメンバーとのこと。「家にいたら、寒い寒いとこたつに籠ってばかりだけど、こうして外にでると、集まったみんなとたわいのない話をして、わいわいと楽しいですよ。あなたもどう?」と笑顔で話してくれました。

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