【八幡東区】 西日本最長級「皿倉山ケーブルカー」スキージャンプ台と同じ角度?

(アイキャッチ画像:ケーブルカー<皿倉山ケーブルカー提供>)

いよいよ期限が迫ってきた「北九州満喫パスポート」を最後の最後まで使って楽しむため、門司港の北九州銀行レトロライン「潮風号」に続き、今回は八幡東区の「皿倉山ケーブルカー」に乗ってきました。

絶叫マシン気分を味わえるスキージャンプ台と同等の急勾配

北九州生まれ北九州育ちの編集部員ですが、実はこのケーブルカーに乗るのは初めて。山麓駅から山上駅まで全長1,100m、標高差440m。なんと西日本最長級のケーブルカーと言います。

道中は木々に囲まれ、紅葉の時季もキレイなんだろうなと想像しながら進むと、山上駅手前で急勾配に。その角度はなんとスキージャンプ台と同等の28度とのこと。ちょっとした絶叫マシンに乗っているような感覚になります。

ケーブルカー山上駅に到着後は、スロープカーに乗り換え、山頂を目指します。ゆっくり進むモノレールタイプのスロープカーは、全面ガラス貼りなので、車窓からの眺めがよく、乗り合わせた子どもたちも楽しそうな様子。目の前に広がる市街地の美しい景色を堪能していると、あっという間に山頂の展望台駅に到着しました。

夜景の美しさで有名な皿倉山 夕方の景色も実は魅力的

皿倉山といえば「新日本三大夜景」や「夜景100選」に選出されるなど夜景の美しさで有名ですが、夕方もとても魅力的です。

オレンジに照らされる部分と、影がかかっている部分と、青が薄くなってくる海とのまちのコントラストが心の琴線に触れてきます。遠くにはいつもは真っ赤に見える若戸大橋もこの時間は朱色になり、どこか懐かしさを演出してくれます。

この姿はほんの一瞬だけで、すぐに夜景へと変わってしまうので、その儚さと落ち着いた雰囲気は夜景と違った楽しみ方ができるのではないでしょうか。個人的には夕方の皿倉山、イチオシです。

運行状況や運賃などに関しては「皿倉山ケーブルカー」ホームページで確認できます。

■住所/北九州市八幡東区大字尾倉1481-1

※2022年3月6日現在の情報です

(北九州ノコト編集部)

関連記事一覧