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【北九州で出会う一杯!】ここで味わえる日本酒15選<メルキド 小倉駅ナカ店>
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(アイキャッチ画像:「メルキド 駅ナカ店」の日本酒)

北九州・JR小倉駅直結の「MELKED(メルキド)小倉駅ナカ店」では、全国の酒蔵の中から選び抜いた逸品を取り扱っています。

今回は、店長・荒木純吾さんが厳選する日本酒15本と、日本酒へ懸ける思いを聞いてみました。メルキド小倉駅ナカ店の魅力とともに徹底紹介します。

ここでしか飲めない日本酒 知られざる酒蔵の魅力を発掘

JR小倉駅直結(北九州市小倉北区浅野1-1-1 ビエラ小倉 3F)という好立地に、地元でも異彩を放つ酒屋「メルキド」があります。ここでしか飲めない全国各地の個性あふれる日本酒が揃い、角打ちスタイルで気軽に楽しめるのが特徴です。

同店を切り盛りするのは、店長の荒木純吾さん。かつては一滴も飲めない“超下戸”だったとは思えないほど、今や全国1000近い蔵元から酒を選び抜いています。

そこで、まずは荒木店長が厳選した<ここでしか味わえない日本酒15選>を教えてもらいました。

1. 3890 2021by vintage 純米/北九州・溝上酒造

メルキドとの共同開発によるオリジナル酒。中取り部分を火入れ後に氷温で熟成。北九州産米と7号酵母を用い、冷・常温・燗と幅広く楽しめます。

すき焼きに合わせて設計された、数量限定の逸品です。

2. 五百万石80〜無加圧採り〜/栃木・若駒酒造

圧力を一切かけず自然に滴り落ちる酒を集めた無加圧採り。五百万石を80%精米したこの酒は、辛口ながら果実のようなふくよかさがあり、シャープなキレが魅力。

全国的にも希少な製法で、福岡県ではメルキドだけの取り扱いです。

3. ぐらんくりゅ/福島・仁井田本家

自社米・木桶・蔵つき酵母による生酛仕込み。米作りから桶作りまで一貫して行う300年続く蔵元の哲学が詰まった酒で、白ワインのような酸味と深みが特徴です。

ワイングラスに注いで楽しめます。

4. 雨降(あふり) MIZUMOTO 純米/神奈川・吉川醸造

5年前に発足した、ラグジュアリーなデザインと味わいで注目を集める新ブランド。山廃・水酛仕込みによる味わいは、甘味、酸味、キレをバランスよく引き出しています。

気品もあり、特約店第1号であるメルキドならではの入荷酒です。

5. トリプルA 大典白菊 純米酒/岡山・白菊酒造

朝日、アケボノ、アキヒカリの3種の食用米を使用し、ジューシーで甘味、酸味、旨味、ビター、全部揃っています。

冷酒でも燗酒でも楽しめ、時間と共に味の変化も楽しめます。食卓に一本常備したくなる万能タイプ。

6. 笹祝 BANBOOSHOOTS/新潟・笹祝酒造

白麹とクエン酸を用いた新感覚の貴醸酒「酸貴白低」。若き蔵人による挑戦的な一本で、甘味と酸味、キレが融合した味わいはこれまでの新潟酒の印象を覆す新しい一本。

BANBOOSHOOTSというタケノコの意味する名の通り、これから伸びていく注目銘柄です。

7. トマトとブラッドオレンジ /福岡・LIBLOM

クラフト日本酒のパイオニア的存在のLIBLOMが手掛けた一本。福岡県産の米・トマト・ブラッドオレンジを使い、副産物を仕込みに加えるユニークな製法。

ガス感と果実感、後からふわっと広がるトマトの旨味が新鮮で、まさに新ジャンルの酒です。

8. ROOM 純米吟醸/山口・八千代酒造

女性杜氏が「女性が仕事終わりにワイングラスで飲みたい酒」をコンセプトに仕込んだ一本。甘味と旨味、そしてすっと抜けるキレが心地よく、やさしさと芯の強さを感じる味わい。

女性に限らず多くの人を魅了しています。

9. 長門峡 特別純米/山口・岡崎酒造 

全て手作業による丁寧な仕込みを行っている酒蔵。旨味のある辛口酒で、搾り工程における最初に出てくるあらばしり部分のみを詰めた一本。

機械を使わず家族3人で営む小規模蔵が生む、温かみのある職人の酒です。

10. 松浦一 純米原酒/佐賀・松浦一酒造

「かっぱのミイラ」があるユニークな酒蔵から誕生。酸味とシャープさが際立ち、軽快な飲み口は暑い季節の一杯目に最適。

ライトながら満足感のある味わいで、これから注目されるであろう期待の星です。

11. 一献 純米吟醸/福岡 東峰村・片岡酒造

洪水で蔵が流された復活の酒。東峰村産の酒米「夢一献」を100%使用し、夫婦2人で醸すにごり酒。

ガス感がありピチピチとした飲み口と、甘さと旨味の調和が魅力。復興の思いが込められた一本です。

12. 豊潤 特別純米/大分・小松酒造場

兄弟2人で営む家族蔵で、大分の硬水を活かしたシャープな辛口。甘口が多い九州では珍しく、食中酒としても万能です。

淡麗辛口とは違うしっかりとした旨味を感じられ、料理との相性も抜群です。

13. KURAMOTO SE/奈良・倉本酒造

注目の香気成分4MMPを持つ酒米「春陽」を使用し、白ワインのような香りと酸味が特徴。

ソーヴィニヨン・ブランを思わせ、冷酒でその魅力を最大限に発揮します。九州ではメルキド限定入荷。

14. 咲耶美 純米大吟醸/群馬・貴娘酒造

群馬産の酒米「舞風」と直汲みの搾りたてによるガス感が特徴。封を開けた瞬間のポンというガス感があり、フレッシュで甘味と旨味、余韻のバランスが秀逸です。

九州には出荷されていなかった希少な銘柄です。

15. BANG(バン) 純米大吟醸/長崎・吉田屋

全国でも数蔵しか行わない撥ね木搾りと、花酵母を使用した特別な酒。香りが華やかで、手間をかけた分だけ味に奥行きがあります。

家族経営ならではの丁寧な仕込みが、じっくり味に表れた希少な純米大吟醸です。

日本酒に導かれた人生とは

荒木店長は元々、酒をまったく飲めなかったそうです。けれど、酒場に集う人々の多様な会話と好奇心に刺激され、やがて自らの日本酒バー「飛来」を開業。

今では酒を味わい、その情報を頭の中に“飲み手のためのデータベース”を築いているそうです。

荒木店長は、「全国に1000近くある酒蔵の中で、名前が知られているのは僅か100程度。残りの900の蔵にも素晴らしい酒が眠っている」と語り、その価値を“伝える”ことで、日本酒の世界を底上げしようとしています。

イベントを通じて酒蔵との関係を築いたり、自ら仕込みに参加したり、オリジナル酒を企画したりするなど、その熱意に圧倒されます。

また、近年では、自身が関わった蔵元である溝上酒造が全国新酒鑑評会で受賞を果たしています。これも、これまでと特別に違った仕込みをしたわけではなく、酒作りに関わる全ての人の「美味しい酒を造りたい、飲む人に喜んでもらいたい」という想いが一致したからだといいます。

「波紋」のように広がる日本酒の魅力を北九州から全国へ

メルキド駅ナカ店は、酒屋でありながら、立ち飲み(角打ち)スペースを備えた店舗。3杯1100円(税込)の試飲スタイルで、気軽に日本酒を味わえます。

また、メニューから酒を選んでもらうのではなく、客の好みを会話から読み取って酒を提案する接客スタイル。そこには、飲み手の感動を第一に考える荒木店長の思いがあります。

「日本酒は嗜好品。安くても高くても、心が震える味ならば価値がある」といい、飲み手と共に日本酒を底上げしたいという目標に向かっています。

最後に「一滴の<波紋>のように、じわじわと広がる日本酒の感動を、北九州から全国、そして世界へ。そんな“酒の波紋”の起点にしたい」と目を輝かせていました。

荒木店長の想いと共に、ここでしか出会えない一杯を、ぜひ体験してみてください。

詳細は「メルキド小倉駅ナカ店」インスタグラムで見ることができます。

(提供:株式会社MELKED

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