
黒崎ひびしんホールで8月〜10月開催の注目公演6選!【北九州市八幡西区】PR
(アイキャッチ画像:黒崎ひびしんホール)
北九州の黒崎ひびしんホール(北九州市八幡西区岸の浦2-1-1)は、地域の文化・交流拠点の中核を担う施設です。<観やすさ><聴きやすさ><使いやすさ>を兼ね備えた設計で、多様な演目に対応可能な大ホールに加え、平土間・中舞台・オーケストラピット型の座席配置を備えた中ホールを有しています。
また、晴れの舞台として文化活動の発表の場となるだけでなく、日常的な練習や活動を支える場としても親しまれており、地域に根ざした文化交流の場として活用されています。
同ホールでは、2025年8月から10月にかけて一流アーティストや声優による豪華な演目が目白押し。今回はその中でも特に注目すべき6公演を紹介します。
人形劇 カモメに飛ぶことを教えたドラ猫の物語<8月3日>
人形劇団プークが長年にわたり交流を深めてきた、ブルガリア・ソフィア人形劇場との共同制作公演です。
種族の違いを超え、深い愛情と信頼で強く結ばれたカモメと猫たちの物語は、人間とはどうあるべきか、そのシンプルな答えのひとつを私たちに示しています。
世界に誇るブルガリアの人形劇拠点「ソフィア人形劇場」
ソフィア人形劇場は、1946年に「ソフィア中央人形劇場」として設立され、2年後にはブルガリア初の国立劇場となりました。
2001年に現在の名称となり、300を超える上質な人形劇を上演。国際的にも高く評価され、各国のフェスティバルで権威のある賞を獲得。2002年からはソフィア市と共催で国際人形劇フェスティバル「ソフィア・パペットフェア」を隔年で開催し、世界中の観客を魅了しています。
人形劇団プークとは1958年から交流がはじまり、1975年には『ピーターと狼』を共演。以後、プーク初の海外公演の足がかりとなりました。
平和を願う心と共に歩む「人形劇団プーク」
人形劇団プークは、1929年にヨーロッパの芸術運動に触発された若者たちによって結成された「人形クラブ」。軍国主義下の日本で活動休止に追い込まれるなど困難を乗り越え、戦後に「人形劇団プーク」として再建されました。
劇団名「プーク」は、エスペラント語で人形クラブを意味する「LA PUPA KLUBO」の頭文字から名付けられ、平和への願いが込められ平和への願いを込めた劇団名です。
1971年には日本初の現代人形劇専門劇場を開設し、多彩で上質な人形劇を紹介し続けています。
「人形劇 カモメに飛ぶことを教えたドラ猫の物語」公演概要
■開催日/8月3日(日)
■時間/【1回目】開場15:00 開演15:30、【2回目】開場18:00 開演18:30
■会場/大ホール
■チケット発売/発売中
■料金/全席自由 大人:2500円、友の会:2200円、こども(4~15歳):1500円
※当日券300円増しです。
※3歳以下は、膝上無料(座席が必要な場合は有料となります)
白川憂里亜 ソプラノ・リサイタル<8月17日>
8月17日には、第105回新きたきゅう音楽塾in黒崎スペシャル企画として「白川憂里亜 ソプラノ・リサイタル」が開催されます。
国際感覚と実力を備えたソプラノ 白川憂里亜
白川憂里亜さんは東京藝術大学音楽学部声楽科を首席で卒業し、2025年3月に同大学大学院を首席で修了されました。松田トシ賞、佐々木成子賞、アカンサス音楽賞など数々の賞を受賞し、その実力を高く評価されています。
ドイツのブレーメン生まれで、7歳から北九州市で育ち、西南女学院中高音楽部で声楽の魅力と出会いました。学生時代から全国規模のコンクールで多数の優勝歴を誇り、第67回藝大オペラ定期公演「魔笛」にも出演。
大学院在学中には宗次德二特待奨学生としてザルツブルクやウィーンなどで研鑽を積み、著名な音楽家から指導を受けました。現在は九州や関東を拠点に宗教曲やドイツリートの演奏で活躍しており、今後はウィーンへの長期留学も予定されています。
国際的に活躍する若きピアニスト 松野 倫之介
松野倫之介さんは2歳よりピアノを始め、現在はウィーン国立音楽大学学士課程に在籍し、ジャスミンカ・スタンチュール氏に師事しています。
国内ではいしかわ国際ピアノコンクール第3位のほか、横浜国際音楽コンクール、ショパン国際ピアノコンクールin Asia、ヨーロッパ国際ピアノコンクールin Japanなどで多数の第1位や特別賞を受賞。国外では2018年ウィーン・ディヒラーコンクール、2022年ハンガリー・ダヌビアタレント国際音楽コンクールで1位、2024年にはユリツァ・ムライ・グランプリ国際ピアノコンクールで第2位に輝きました。
シレジア・フィルハーモニー管弦楽団とも演し、2025年1月にはDuo Roséwaとしてウィーン楽友協会でデビューを果たしています。
「白川憂里亜 ソプラノ・リサイタル」公演概要
■開催日/8月17日(日)
■時間/開場13:15 開演14:00
■会場/大ホール
■チケット発売/発売中
■料金/全席自由 一般:2000円、友の会:1800円、U25:1000円
※当日券200円増しです。
※未就学児の入場はご遠慮ください。(託児サービスあり)
【 プログラム】
・ヘンデル:オペラ《ジュリオ・チェーザレ》より「この胸に息のある限り」
・W.A.モーツァルト:モテット《踊れ、喜べ、幸いなる魂よ》 より「エクスルターテ・ユビラーテ」「アレルヤ」
・H.ヴォルフ:「妖精の歌」「春だ!」
・G.フォーレ:「月の光」「夢のあとで」
・中田喜直:「さくら横ちょう」
・R.シュトラウス:「明日!」「セレナーデ」
・E.W.コルンゴルト:オペラ《死の都》よりマリエッタのアリア「私に残された幸せ」 他
村治佳織&村治奏一 ギターデュオ・コンサート<9月13日>
世界各国を魅了させた、姉弟デュオによる至高の響き「村治佳織&村治奏一 ギターデュオ・コンサート」が開催されます。
世界が認めたクラシック・ギタリスト 村治佳織
村治佳織さんは、幼少期から数々のコンクールで優勝し、15歳でCDデビューを飾りました。1996年にはイタリア国立放送交響楽団との共演がヨーロッパ全土で放送され好評を得ています。
フランス留学後はソロ活動を本格化し、国内外の主要オーケストラと多数共演。2003年には英国のクラシックレーベルDECCAと、日本人初の長期専属契約を結びました。移籍後第1弾のアルバム「トランスフォーメーション」は、日本ゴールドディスク大賞クラシック・アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞。DECCAよりCD15枚、DVD2枚をリリースしています。
また受賞歴も多く、第5回出光音楽賞、村松賞、第9回ホテルオークラ音楽賞などがあります。2018年のアルバム「シネマ」は、第33回ゴールドディスク大賞のインストゥルメンタル部門で受賞。2023年にはデビュー30周年を迎え、ファン投票によるベストアルバム『Canon〜オールタイム・ベスト』を発表しました。
世界を舞台に活躍するギタリスト 村治奏一
村治奏一さんは、1998年第41回東京国際ギター・コンクール他数多くのコンクールで優勝。2003年に米ボストンの高校を首席で卒業後、マンハッタン音楽院に進学しました。
2006年にはケネディ・センターで米国リサイタルを開催。2008年、同音楽院卒業と同時にセゴビア賞を受賞。同年、モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団の「新世界ツアー」にソリストとして参加しました。2012年にはウィーン室内管とアジア5か国で共演。2014年、S&R財団賞を受賞し、ワシントンでの演奏が好評でした。2022年には新イタリア合奏団との共演も話題に。
2019年から浅草橋でライブ企画「TONES Live」を開始し、全国各地で公演を行っています。2023年にデビュー20周年を迎え、2024年には2枚のアルバムをリリース。2025年もライブツアーを予定しています。
「村治佳織&村治奏一 ギターデュオ・コンサート」公演概要
■開催日/9月13日(土)
■時間/開場13:15 開演14:00
■会場/大ホール
■チケット発売/発売中
■料金/全席指定 一般:6000円、友の会:5700円、U25:1500円
※当日券500円増しです。
※未就学児の入場はご遠慮ください。(託児サービスあり)
【プログラム】
・映画『ニュー・シネマ・パラダイス』から愛のテーマ
・リベルタンゴ
・ラプソディー・ジャパンより抜粋
・エターナル・ファンタジア~薬師寺にて
・映画『ハウルの動く城』から人生のメリーゴーランド
・ひまわり
・フェリシダーヂ ほか
※演奏曲目・曲順は変更される場合がございます。
小曽根真トリオ(TRiNFiNiTY)<9月27日>
世界的ジャズピアニスト・小曽根真が率いる最新トリオ「TRiNFiNiTY」による公演が開催されます。
メンバーは、それぞれが国内外で活躍する実力派ミュージシャン。緊張感と即興性に富んだ3人のインタープレイ(音楽的対話)は、まさにライブでしか味わえない醍醐味です。
ジャズ界を牽引する 小曽根真
小曽根真さんは、1983年にバークリー音楽大学ジャズ作・編曲科を首席で卒業。同年に米CBSと日本人初のレコード専属契約を結び、アルバム『OZONE』で世界デビューを果たしました。
それ以来、チック・コリアやゲイリー・バートンなどの世界的アーティストと共演を重ね、自身が率いるトリオやビッグバンド「No Name Horses」でも活躍。2003年にはグラミー賞にノミネートされ、国内外のオーケストラとの共演も重ねています。
2025年にはNo Name Horsesの20周年を記念して新譜と全国ツアーを予定し、若手育成プロジェクトや新トリオ“TRiNFiNiTY”でも新たな挑戦を続けています。平成30年度には紫綬褒章も受章しています。
国際的に活躍するジャズ・ベーシスト 小川晋平
小川晋平さんは1994年、愛知県岡崎市に誕生。13歳でエレクトリックベースを始め、16歳でジャズに魅了されアコースティックベースを始めます。2016年に渡米し、California Jazz Conservatoryに入学。Jeff Denson氏らに師事しながら、サンフランシスコ周辺で演奏活動を行いました
2019年にニューヨークへ移り、2021年に帰国後は東京を拠点に活躍。日野皓正氏や小曽根真氏など、国内外の一流ミュージシャンと共演を重ねています。2023大植英次指揮、新日本フィルハーモニー交響楽団による小曽根真作曲:ピアノ協奏曲『SUMIDA』(同団50周年委嘱作品)世界初演演奏会に出演。小曽根真の新トリオ『TRiNFiNiTY』のメンバーです。
多彩な音楽活動を展開するドラマー きたいくにと
きたいくにとさんは、1995年に奈良県で誕生。2017年には国立音楽大学ジャズ専修を卒業し、在学中に神保彰氏に師事し、同年にプロデビューしました。以降、増尾好秋氏の「MAGATAMA」や鈴木勲氏の「OMA SOUND」のレギュラーメンバーとして活動するほか、エリック・ミヤシロバンドにも参加。
また、エンタメ・ジャズバンド「Calmera」のメンバーとして全国の大型ロックフェスにも出演しています。さらに、角松敏生氏や佐藤竹善のバックバンドなど、様々なライブやレコーディングに参加するなど、幅広い音楽シーンで活躍中です。
2023年には大植英次氏の指揮による新日本フィルハーモニー交響楽団と共に、小曽根真氏作曲のピアノ協奏曲『SUMIDA』世界初演演奏会にも出演。現在は、小曽根真氏の新トリオ「TRiNFiNiTY」のメンバーとして活躍しています。
「小曽根真トリオ(TRiNFiNiTY)」公演概要
■開催日/9月27日(土)
■時間/開場15:15 開演16:00
■ 会場/大ホール
■チケット発売/発売中
■料金/全席指定 一般:6000円、友の会:5700円、U25:1500円
※当日券500円増しです。
※未就学児の入場はご遠慮ください。(託児サービスあり)
声優朗読劇フォアレーゼン~面会~<10月5日>
現在第一線で活躍中の人気声優5人が出演する「声優朗読劇フォアレーゼン~面会~」を開催します。朗読劇ならではの、声で織りなされる繊細な感情表現と臨場感あふれる物語展開は、観る者の心を深く揺さぶります。
<出演者と出演作>
置鮎龍太郎 /「地獄先生ぬ〜べ〜」鵺野鳴介、「新テニスの王子様」手塚国光「ワンピース」黄猿・カク
小松昌平/「転生悪女の黒歴史」ソル・ネモフィラ、「原神」嘉明 カクーク、「葬送のフリーレン」ラント
寺島惇太/「KING OF PRISM シリーズ」一条シン、「18TRIP」木ノ内太緒、「原神」イファ
深町寿成/「ありふれた職業で世界最強」南雲ハジメ、「史上最強の大魔王、村人Aに転生する」アード・メテオール、「アイドルマスターsideM」黒野玄武
馬場彩乃(ピアノ)/2021年、第1回イブラ・グランド・アワード・ジャパン・コンクール フューチャー賞。桐朋コンチェルトコンペティション2024 第3位。第2回JPTA新人ピアノコンクール 第3位。
「声優朗読劇フォアレーゼン~面会~」公演概要
■開催日/10月5日(日)
■時間/開場14:15 開演15:00
■会場/大ホール
■チケット発売/発売中
■料金/全席指定 一般:4000円、友の会:3700円
※当日券500円増しです。
※未就学児の入場はご遠慮ください。(託児サービスあり)
akiko with 谷中敦(東京スカパラダイスオーケストラ)<10月19日>
ジャズ・ボーカリストとして国内外で高い評価を受けるakikoと、日本を代表するスカバンド東京スカパラダイスオーケストラのバリトンサックス奏者谷中敦が、待望の共演を果たします。
ジャンルを超えて活躍する多才なアーティスト akiko
2001年、名門ジャズレーベル「ヴァーヴ」初の日本人女性シンガーとしてユニバーサルミュージックよりデビュー。以降、ジャズというジャンルに捕らわれず、アルバムごとに違ったスタイルを次々と提案していく様が注目を集める。ファッション、ライフスタイル、ウエルネス、アートとのコラボレーション、選曲、執筆などその活動は多岐に渡り、声を使ったボイス・ワークショップや子供のためのジャズワークショップの他に、アーユルヴェーダワークショップやサウンドメディテーション、ウェルネスリトリートなども開催している。
幅広い分野で活躍するスカパラの重鎮 谷中敦(東京スカパラダイスオーケストラ)
1966年東京生まれ。世界各国で活躍する、スカバンド、東京スカパラダイスオーケストラのバリトンサックス担当。谷中自身はスカパラの活動の他にも作詞提供・俳優・モデルなど活動は多岐に渡る。
東京スカパラダイスオーケストラは、2025年から2026年にかけて、全国47都道府県HALL TOUR「47」を開催。
「akiko with 谷中敦(東京スカパラダイスオーケストラ)」公演概要
■開催日/10月19日(日)
■時間/ホワイエ OPEN 16:00、ホールOPEN 17:00、START 18:00
■会場/大ホール
■チケット発売/発売中
■料金/全席指定 一般:7000円、友の会:6500円、高校生以下:3000円
※当日券500円増しです。
※※前売り券完売の場合は当日券の販売はおこないません
感動と興奮に出会える黒崎ひびしんホールの公演
黒崎ひびしんホールでは、8月~10月も音楽、演劇、人形劇などジャンルを超えた公演が目白押し。実力派アーティストや話題の声優陣が集い、心に響く時間を提供してくれます。
多彩なステージを、ぜひ現地で体感してみてください。
各イベントの詳細は黒崎ひびしんホールのホームページで確認できます。
※価格はすべて税込みです。
<提供:黒崎ひびしんホール>