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【北九州・渡り鳥の聖地で体験!】ハチクマ観察と鳥の巣講演会<響灘ビオトープ>
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(アイキャッチ画像:ハチクマ観察会の様子)

北九州市では、渡り鳥の季節に合わせた9月23日、「バードフェスティバル in 北九州」が開催されます。

当日は、高塔山でのハチクマ観察響灘ビオトープでの「鳥の巣講演会」など、鳥たちとふれあいながら自然を感じられるイベントを多数予定。鳥を通じて、身近な自然環境を大切にし、守り育てることへとつなげる自然体感イベントです。

渡り鳥とふれあう秋の自然体感「バードフェスティバル in 北九州」

北九州市は「渡りの十字路」と呼ばれるように、春と秋に多くの鳥類の渡りコースになっています。秋の鷹の渡りピークになると、高塔山では1日で約2000羽のハチクマが飛ぶ日もあります。

また、響灘ビオトープでは、多くの小鳥や水鳥の旅鳥が羽をやすめます。

「バードフェスティバル in 北九州」では、鳥の渡り時期に合わせて高塔山でハチクマ観察を実施したり、響灘ビオトープで鳥の巣の講演会を聴講したりすることができます。

人と鳥の大切なかかわりを考える>をテーマに、“楽しむ・観る・知る・学ぶ”ことによって自然環境と私たちの生活の不可欠な関係を学び、身近な自然環境の愛護につなげる自然体感イベントになっています。

高塔山の空を舞う「ハチクマの渡り観察会」

ハチクマ(福岡県準絶滅危惧種)は、毎年この時期に南へ渡る途中に高塔山(北九州市若松区)の上空を通過します。

天候や風向きによっては観察できないこともありますが、好条件の日には、数十羽ものハチクマが大空を舞う姿を目にすることができます。

鳥好きな人も、初心者の人も、自然の魅力を存分に楽しむ絶好の機会。絶滅の怖れがある鳥といわれるハチクマが、工業都市の上空を群れで舞う光景は圧巻です。

自然を感じ、空を見上げてハチクマたちの旅路を応援しませんか。

<ハチクマの渡り観察会 概要>

■日時/9月23日(火・祝)9:30~14:00 ※雨天中止
■場所/高塔山公園 展望台(北九州市若松区大字修多羅804)
■費用/無料
■内容/市街地の上空を飛ぶ「ハチクマ」を観察、野鳥関連グッズの販売(光学機器メーカー「KOWA」出店)
■対象/どなたでも
■持物/双眼鏡をお持ちの人はぜひご持参ください。お持ちでない人でも貸出用(10台)あります。
■申込/不要(当日は直接会場へ来場ください)

絵本作家・鈴木まもる氏講演会「絵本と鳥の巣のふしぎ~鳥の巣から学ぶ私たちのミライ~」

絵本作家であり、鳥の巣研究家としても知られる鈴木まもる氏による講演会「絵本と鳥の巣のふしぎ~鳥の巣から学ぶ私たちのミライ~」では、自然素材でつくられた実物の鳥の巣も紹介され、子どもから大人まで楽しく学べる内容となっています。

工業都市でありながらも、街の近くに豊かな自然環境を有する“アーバンネイチャー北九州”の魅力について、身近な鳥のくらしを知ることにより、生物多様性と私たちのくらしの大切な関係を学びます。

鈴木まもる氏プロフィール
画家/絵本作家/鳥の巣研究家
東京藝術大学美術学部工芸科中退。1986年に東京から静岡県伊豆に転居。野山でみつけた鳥の巣の造形的魅力にとりつかれ、独学で巣の研究と収集を始め、以来、収集した巣の数はおよそ230種、550個以上。1998年から全国各地で鳥の巣と絵画の展覧会、講演会を開催。
1980年、絵本「ぼくの大きな木」(偕成社・鶴見正夫/文)で絵本作家としてデビュー。絵本・童話のイラストの仕事は、これまでに200冊以上。
〈受賞〉(抜粋)
・2006年「ぼくの鳥の巣絵日記」(偕成社)で、講談社出版文化賞絵本賞
・2014年「ニワシドリのひみつ ~庭師鳥は芸術家」(岩崎書店)で、産経児童出版文化賞JR賞
・2016年「世界655種 鳥と卵と巣の大図鑑」(吉村卓三共著・ブックマン社)で、日本作家クラブ第1回あらえびす文化賞
・2024年 絵本「火の鳥 いのちの物語」で、第17回MOE絵本屋さん大賞7位
・2025年 第3回やなせたかし文化賞

<講演会「絵本と鳥の巣のふしぎ」概要>

■日時/9月23日(火・祝)13:30~16:00
■場所/響灘ビオトープ ネイチャーセンター(北九州市若松区響町1-126-1)
■講師/鈴木まもる氏(画家・絵本作家・鳥の巣研究家)
■内容/絵本のこと、自然のこと、鳥の巣のことや、絵を描いたり、巣の実物を見せたり、子どもから一般の人まで分かりやすい話。実物の鳥の巣約20個を持参します。キッチンカーも出店します。
■費用/無料
■対象/どなたでも
■定員/先着申込み60人
■申込/8月9日(土)10時より専用申込サイトにて

講演会「絵本と鳥の巣のふしぎ」に申し込む

「バードフェスティバル in 北九州」の楽しみ方<モデルコース>

自然と街が交わる北九州の魅力を、鳥たちと一緒に体感できるモデルコースを紹介します。
<10:00>
高塔山に到着したら、まずは展望台へ。双眼鏡を無料でレンタルし、赤く印象的な若戸大橋や、若松・戸畑・小倉のまちなみが一望できるパノラマを楽しみながら、空を舞うハチクマを探してみましょう。展望台にはプロ写真家によるハチクマの美しい写真パネルも展示されており、観察の参考にもなります。
<11:30>
高塔山のふもとに並ぶキッチンカーでランチを購入し、心地よい風を感じながら青空の下でピクニック気分のランチタイム。
<12:30>
響灘ビオトープに移動。ここでもキッチンカーでスイーツを購入して、自然の中でほっとひと息つける時間を楽しめます。
"</p
<13:30>
絵本作家・鳥の巣研究家の鈴木まもる氏による講演会「絵本と鳥の巣のふしぎ~鳥の巣から学ぶ私たちのミライ~」を聴講。実際に自然素材で作られた鳥の巣を見ることもでき、子どもから大人まで楽しめる貴重な体験となります。
<16:00>
講演会終了後には、双眼鏡を使って再び鳥を観察。鳥の生態や鳥と私たちの暮らしとのつながりを深く知ることができます。

自然と共にある暮らしの豊かさを発見しよう

自然と共にある暮らしの豊かさに気づく、そんな一日になるでしょう。

「バードフェスティバル in 北九州」で、空を見上げる喜びを再発見しませんか。

詳しくは響灘ビオトープ公式ホームページから見ることができます。

主催:響灘ビオトープ、高塔鷹の会
後援:日本野鳥の会北九州支部、北九州市
協賛:KOWA、SONIDORI

(提供:響灘ビオトープ

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