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北九州・小倉駅エキナカに立ち食いカレーがオープン! こだわりの<生カレー>を徹底紹介&実食レポート
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(アイキャッチ画像:「小倉五街道 常盤橋咖喱」のカレー)

北九州・小倉駅在来線3・4番線乗り場に8月1日、新たなグルメスポットの立ち食いカレー店が誕生しました。その名も「小倉五街道 常盤橋咖喱」。

“生カレー”発祥の名店「瑠璃ズキッチン」のカレーソースを引き継ぎ、「いってらっしゃい」と「おかえりなさい」の心を込めた接客で、駅を利用する旅人や通勤者の1日を彩ります。

店舗のこだわりから味わい深い生カレーの秘密、そしてオープンに込められた想いまで、実食レポートとともに紹介します。

小倉駅の在来線2番ホームにオープン!「小倉五街道 常盤橋咖喱」とは

小倉五街道 常盤橋咖喱」は、北九州市の主要駅でもある小倉駅の在来線3・4番線乗り場にオープンしました。

同店を開業した新九協同株式会社・代表取締役社長の濱田龍介氏によると、店名の「小倉五街道 常盤橋咖喱」は、小倉のシンボルである「常盤橋」が小倉五街道の起点であり終点であることに由来。

出発と帰着”を象徴し、駅を行き交う人に「いってらっしゃい」「おかえりなさい」と声をかける存在でありたいという願いが込められているそうです。

昔と今が調和する駅ナカの空間

店舗は、あえて手を加えず“温故知新”を体現。昔から駅を利用してきた人々が「変わってないね」と感じられるよう、JR直営だったうどん店時代の面影を残す外壁をそのまま生かすなど、温もりを大切にしています。

内装は古民家カフェのような開放感。天井を抜き、梁をむき出しにして塗装することで、温かみのある茶色とオレンジのライトが落ち着いた空間を演出しています。

厨房は新品の床ですが、来店者の足元には昔のままの床を残し、誰かが来た足跡が風情あります。

「おかえりなさい、そしていってらっしゃい」の心を駅で

同店は “おかえりなさい、そしていってらっしゃい”という心温まるコンセプトを、駅の店舗というかたちで体感できるよう設計。

できるだけ早く商品を提供することで、来店者に1分でも2分でも時間の余裕を作り、安心して食事を楽しんでもらいます。また、時間のある人には、食事をしながらちょっとした会話や雑談もできるような空間を目指しています。

心を満たす、看板に込めた想い

隣のホームからも見えるように設計された看板には、“常盤橋”と“電車”をモチーフにした印象的なイラストが描かれています。

あえて丸みを持たせないデザインに仕上げることで、力強さと存在感を演出。赤と黒の配色によって朝と夜を象徴しています。

また「一献一滴 一滴一皿」という言葉には、「心の献立として、お皿と心の両方を満たしてほしい」という願いが込められています。

「生カレー」の“生”とは?

同店のカレーは「生カレー」と呼ばれ、低温でじっくりと煮込まれた野菜や果物を使用。ベースとなるカレーは、これらの素材がペースト状になるまで丁寧に調理されています。

また、専門機関における検査により「中の成分が生きている」との評価を受け、このことからも、生命の「生」の意味を持ち、人々の活力「活きた成分が体に届く」ようなカレーにになればというポジティブな意味合いが込められています。

「生きている」生カレーの味わい<実食レポート>

実際に常盤橋咖喱の生カレー(税込500円)を口にしてみると、まず驚くのはそのやさしい味わいです。強烈な辛みを感じるのではなく、じんわりとした深いコクが広がります。

また、どこか懐かしさを覚える風味が舌を包み込みます。スパイシーさで押すのではなく、素材そのものの旨みと甘みが調和し、自然ともう一口、もう一口とスプーンが進みます。

トッピングの揚げ物も見事で、カツやコロッケは時間が経っても衣がサクサク。しっかりとした食べ応えがあり、カレーと合わせることで満足感が一層高まります。

量も電車の待ち時間や移動前後のひとときに食べるにはちょうどよく、駅ナカという立地にぴったりです。

彩りを添えるのは、昔ながらの真っ赤な福神漬け。この鮮やかな酸味がカレーのまろやかさを引き締め、味わいに変化を加えてくれます。

食後の後味は驚くほどすっきりとしており、重たさやしつこさがないため、そのままおでかけや買い物ができる軽やかさも魅力のひとつです。

このカレーの深みの秘密は、実に36種類ものスパイスと、季節ごとに変わる約20種類の野菜・果物。しかも辛味成分は一切含まれていないため、子どもから年配の方まで安心して楽しめます。

ひと口ごとに素材の息づかいが感じられる“生きたカレー”は、まさに常盤橋咖喱ならではの一皿と言えるでしょう。

北九州の玄関口から食文化を発信

濱田社長に今後の目標を聞いたところ、「北九州は食のポテンシャルが非常に高い街、寿司からB級グルメまで、地域ごとに個性ある食文化を持つこの町の魅力を、カレーを通して全国に発信していくことが目標。今後も駅ナカから北九州の食文化を発信し、旅人と地元客の“ひととき”を支える場所であり続けます」と語りました。

小倉駅で出会う“旅の味”

小倉駅の在来線3・4番線乗り場に立ち寄れば、そこは単なるカレー店ではなく、旅の始まりと終わりを見守る“食の架け橋”があります。

生きたカレーと温かな空間で、1日を少し特別にしてくれる「小倉五街道 常盤橋咖喱」。 小倉を訪れる際には、ぜひ一度立ち寄ってみてください。

詳しくは「小倉五街道常盤橋咖喱」公式インスタグラムで見ることができます。

<小倉五街道 常盤橋咖喱>
■所在地/北九州市小倉北区浅野1-1-1 小倉駅在来線3・4番線乗り場
■営業時間/8:00~21:00(ラストオーダー20:30)
※改札への入場には入場券、または乗車券類が必要です

(提供:新九協同株式会社

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