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北九州市立美術館分館で「画家たちの自画像 藤田嗣治から草間彌生まで」展 4月24日から

北九州市立美術館分館

4月24日(土)から、展覧会「画家たちの自画像 藤田嗣治から草間彌生まで」が北九州市立美術館分館で開催。日本近代洋画の巨匠や海外作家が描く自分自身の姿「自画像」が、油彩画を含め約80点出展されます。

笠間日動美術館(茨城県笠間市)が所蔵している、キスリング、シャガール、藤田嗣治鴨居玲梅原龍三郎佐伯祐三などの自画像に、北九州市立美術館所蔵の今西中通寺田政明平野遼などを加えた構成です。また、今回特別に、都城市立美術館(宮崎県)に所蔵されている草間彌生の自画像も出展されます。

画家たちの心の内や生きざまが伝わる自画像展

写真左=モイーズ・キスリング《⾃画像》制作年不詳 油彩・カンヴァス 笠間⽇動美術館
写真右=佐伯祐三《⾃画像》1917年 油彩・カンヴァス 笠間⽇動美術館

自画像は、最も身近なモデルを使った人体表現の研究や、画家たちの内面を掘り下げるための手段として描かれてきました。これまでに多くの画家たちが自画像を描き、自身の分身を生み出しています。

一口に自画像と言っても、ポーズや表情をどうするのか、肖似性を捨ててデフォルメして表現するのか、写実性を重視するのかなど描き方や演出方法はさまざまです。実際に使われた手法を見ると、画家たちの心のうちや生きざまを強く感じ取れるとのこと。画家たちの人生を色濃く反映する自画像を観覧し、巨匠たちの新たな魅力を発見してください。

■展覧会名 「画家たちの自画像 藤田嗣治から草間彌生まで」
■会期 2021年4月24日(土)~6月6日(日)
■開館時間 10:00~18:00 ※入館は17:30まで
■会場 北九州市立美術館分館(北九州市小倉北区室町1-1-1 リバーウォーク北九州5F)
■観覧料 一般1000円、高大生800円、小中生600円

※2021年4月22日現在の情報です

(ライター・前原麻耶)

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