【新型コロナ/北九州】妊婦へのマスク配付 5月15日まで延長 里帰り妊婦も
(写真はイメージ/画像提供:写真AC)
北九州市は、3月末から市内に住民登録がある妊婦を対象にマスクの無料配付を行っていましたが、受付期日を引き延ばし、5月15日24時までに延長しました。
マスク無料配布が延長された背景
新型コロナウイルスが中国で感染拡大している中、北九州市は今年2月、友好都市である中国・大連市に支援を行っていましたが、日本でも感染が拡大。大連市から「支援物資を提供したい」と申し出を受け、不足し始めていたマスクの提供を要望したところ、3月27日に、20万枚のマスクが提供されました。そのうち5万枚を妊婦へ配布することに。
対象者は、「北九州市に住民登録のある妊婦」のみでしたが「里帰り出産のため申請期間中に市内滞在している方(住民登録がない方)」も対象となりました。
マスク申請手順
北九州市に住民登録のある妊婦の申請は、こちらをご確認ください。
里帰り出産のため申請期間中に市内滞在している方(住民登録がない方)の申請方法は、電子申請の申し込みフォーム(こちらをクリック)より、手続きができます。必要となる情報が手元にあれば、数分で完了する内容です。北九州市外への送付はできないのでご注意を。
必要となる情報は、以下の通りです。
・生年月日
・電話番号
・メールアドレス
・母子健康手帳を持っている妊婦の氏名
・住所(一時的に滞在している市内の住所)
・母子健康手帳の発行自治体
・母子健康手帳の番号
配付するマスクは個包装ではなく、担当者が手袋を着用、手を消毒した状態で袋から10枚を取り出し、チャック付のビニール袋に入れ発送することへの同意も必要になっています。
マスク不足は未だ解消されていません。22日までに申請できなかった方や、里帰り出産のため対象にならなかった妊婦の方には朗報だと思います。ただし、受け取りには申請が必要です。
ご家族、友人・知人に無料配付を知らない、また里帰りしている妊婦の方がいれば、ぜひ教えてあげてください。
(北九州ノコト編集部)