「一枝学童保育クラブ」6年生最後の思い出作り~学童保育卒所旅行に向けて~

(アイキャッチ画像:一枝学童保育クラブ)

「学童保育」は、放課後、保護者がお家にいない小学生が遊んだり、宿題をしたりして過ごす場所です。

戸畑区にある「一枝学童保育クラブ」では、毎年3月に1泊2日で6年生が「卒所旅行」に出かけます。

旅行先は自分たちで決定!

行き先は「6年生会議」で決められます。

1泊2日であることや絶叫マシーンが苦手な子がいるなど、さまざまな事情を考慮して相談します。城島高原やグリーンランドなどが人気とか。

費用の一部を子どもたちが工面

卒所旅行には交通費や宿泊費など合計で1人1万円以上かかります。お家の人の経済的負担を少しでも減らすために、会議では費用の捻出についても話し合われます。

今年は「とばた菖蒲まつり」で「ガチャガチャ」を実施

一枝学童は、この季節になると、戸畑区夜宮公園で行われる「とばた菖蒲まつり」で日用品や古着のバザー、スーパーボールすくいなどを行っています。

久しぶりの菖蒲まつり。今年はその一画で手作りの「ガチャガチャ」を行うことが会議で決定しました。景品は学童の保護者の皆さんが家庭から持ち寄った物。

ガチャガチャは数年前の6年生が作った物だそう。

「この会議を通して、6年生の子どもたちの絆がより一層深まるんですよ」。そう話すのは一枝学童クラブの佐伯先生と菅嶋先生。

今年、3年ぶりに開催される「第34回とばた菖蒲まつり」は、6月5日(日)の1日限り。池に咲き誇る菖蒲の花たちが、今まさに見頃を迎えています。

とばた菖蒲まつりに足を運んだ際には、卒所旅行のために奮闘する6年生にエールを送りに、一枝学童のブースに立ち寄ろうと筆者も今から楽しみにしています。

※2022年5月29日現在の情報です

(ライター・水乃瀬 葵)

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