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【北九州市】介護・福祉の互助サービス「スケッター」で応募1000件を突破 7割が介護未経験者?

(アイキャッチ画像:スケッターの鈴木代表と北九州市の武内市長)

北九州市は2024年10月、介護・福祉に関する地域互助プラットフォーム「スケッター」を運営する株式会社プラスロボと連携協定を締結。今年2月からは実証事業を開始し、北九州市でもスケッターの運用が始まりました。

福祉への参加応募は、半年間で1000件を突破したといいます。

地域互助プラットフォーム「スケッター」とは

スケッターは2019年にリリースされた地域互助プラットフォーム。地域住民で福祉を支える互助インフラ構築を目的に、未経験者や資格のない人でも身体介助以外で福祉に関われるのが最大の特徴だといいます。

全国の登録者約のうち7割近くが介護福祉領域に関わったことのない未経験者。地域の役に立ちたいという意識のあるユーザーが多いといい、様々な業界からの参加が多いようです。

介護人材の確保にもつながっている

北九州市における事業においては、開始から半年間で介護事業所への応募件数は1000件を突破。大学生からシニアまで幅広い住民が参加し、登録者の75パーセントが介護未経験者だといいます。

北九州市はプラスロボとの連携協定の締結以降、スケッターを通じた“介護シェアリング都市”の実現を目指し、市民に対して大規模な周知を実施。スケッターから介護職員の採用につながった事例も既に複数事業所で確認されているといい、介護人材の確保にもつながっているそうです。

スケッターの詳細は、スケッターの特設サイトから見ることができます。

※2025年12月30日現在の情報です

(北九州ノコト編集部)

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