北九州港に43年ぶりとなるフェリー新航路「新門司~横須賀」 7月1日に開設
東京九州フェリー株式会社が、7月1日(木)に北九州港(新門司)と横須賀港(神奈川県)とを結ぶ新規フェリー航路を開設します。
北九州港においては現在、新門司フェリーターミナルから1日5便、小倉フェリーターミナルから1日1便のフェリーが就航していますが、今回の新航路開設は、1978年(「阪九フェリー株式会社」北九州~泉大津)以来、43年ぶりとなります。
新門司港~横須賀港を高速フェリーで約21時間で運航
船舶は、北九州市の花「ひまわり」から名付けられた「それいゆ」と、横須賀市の花から名付けられた「はまゆう」の新造船2隻が就航。北九州港新門司地区~横須賀港新港地区(976キロメートル)を約21時間で結ぶ高速フェリーです。
運行は1日1便(日曜は運休)。上り(東行)は23時55分に新門司港を出港し、翌日20時45分に横須賀港に入港。下り(西行)は23時45分に横須賀港を出港し、翌日21時に新門司港に入港します(いずれも時間は予定)。
露天風呂やプラネタリウムなどの施設も充実
船内には、専用テラス付きの個室、ペットと船旅を楽しめる「ウィズペットルーム」などの客室が用意されています。また、大海原を眺めながらゆったりと入ることができる露天風呂、プラネタリウムやスポーツルームなど、船旅をより楽しむことができる施設も多数備えられています。
食事は、関東や九州の地元食材を活かした四季折々のメニューが味わえるほか、ベストシーズンとなる今夏、船上でバーベキューも楽しむことができます。
また、これまで主にトラックで輸送されていた宅配貨物、青果物、生鮮食料品などもこのフェリーによって輸送される予定とのことです。
運賃や乗り場などの詳細は、「東京九州フェリー」ホームページで確認できます。
※2021年6月21日現在の情報です
(北九州ノコト編集部)