【門司区】旧伊川小の校舎再活用「いかわ食堂」オープン 『元保健室』でランチ?

(アイキャッチ画像:いかわ食堂内観)

平成31年度に廃校となった旧伊川小学校。その校舎を再活用した「いかわ食堂」が、2022(令和4)年1月10日にオープンしました。

小学校の起源は明治維新前に開かれた私塾「下学堂」

門司区の北東部・新門司地区に位置し、周防灘や北九州空港を眺めることができる自然豊かな高台に建つ旧伊川小学校。

旧伊川小学校の起源は、明治維新前に小倉藩の思永館学頭をしていた矢島伊濱(やじま・いひん)氏が開いた私塾「下学堂」です。この私塾が1872(明治5)年の学制制度により、集成校として発足。その後、2019年の閉校まで長年にわたり、多くの子どもたちがこの場所で学びました。

「ごぼう天うどん」に「田舎カレー」 定食メニューも

今回、小学校から食事場所として生まれ変わった「いかわ食堂」では、「ごぼう天うどん」「肉うどん」「親子丼」「かつ丼」「田舎カレー」といった単品メニューをはじめ、「アジフライ定食」「ヒレカツ定食」などの定食メニューなどを提供。

調理は元給食室で行われ、食事ができるスペースには元保健室があった場所を再活用しているそう。学校の面影が残る落ち着いた雰囲気の中、ゆっくりとランチを楽しむことができます。

地域住民の声が食堂オープンのきっかけに

「いかわ食堂」を管理しているのは、門司区で居宅ケアプランセンター、訪問看護ステーション、認知症対応型通所介護、住宅型有料老人ホームを運営する「みろく福祉サービス」。

伊川小学校が廃校となったことで「地域の避難所がなくなってしまい不安だ…」という地域の人たちの声を聞いたことが、「いかわ食堂」開業のきっかけだったと言います。

担当者によると、「市街化調整区域でいろいろと制限がある中、弊社で何かお手伝いできることがないかと関係各所と協議を重ね、地域の方の希望を聞いて、食事と運動ができる場所にしようと考えました。今月に入り、ようやく食堂を開店することができました。非常時には避難所として開放し、地域の方々に安心して避難できるよう建物を管理させていただきます」とのことです。

さらに、運動ができる場所として、リハビリに特化したデイサービスの開設の準備も旧伊川小学校の再活用として進められており、今年4月に開設予定だと話してくれました。

詳細は「いかわ食堂」ホームページで見ることができます。

■住所/門司区大字伊川1058-3 ※駐車場あり
■営業時間/月~金曜の10:00~16:00
■問い合わせ/TEL093-861-9521

※2022年2月1日現在の情報です

(北九州ノコト編集部)

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