「北九州芸術花火」MC、北九州出身の声優・前田佳織里さん 市長を表敬訪問
5月21日にミクニワールドスタジアム北九州で初開催される「北九州芸術花火2022 Presents ANISON FANTASTIQ FIREWORKS」。
そのメインMCを務める北九州市出身の声優・前田佳織里さんが、4月18日、北橋健治市長を表敬訪問しました。
『ラブライブ!』『ウマ娘』など人気作に出演中
前田佳織里さんは1996年4月25日生まれ、北九州市出身。2016年「声優アーティスト育成プログラム・セレクション」グランプリ受賞。2017年にアニメ『100%パスカル先生』でデビューしました。
主な出演作は、アニメ・ゲーム『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』 (桜坂しずく 役)、アニメ・ゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」(ナイスネイチャ 役)、オリジナルアニメ映画『フラ・フラダンス』(オハナ・カアイフエ 役)、アニメ『怪人開発部の黒井津さん』(主演:黒井津燈香 役)など。
今回、北九州市への帰郷は約4年ぶりとのことです。
仕事で凱旋することが夢だったので感無量
北橋市長から「おかえりなさい」と声をかけられ、笑顔を見せた前田さんは、小倉駅に到着した際、自分のポスターと北九州芸術花火のポスターがたくさん貼るのを見て、照れるという気持ちとともに、身が引き締まる思いがしたそうで、より『北九州LOVE』という気持ちがマシマシになったと言います。
「『北九州市出身の声優』と名乗らせてもらえることがまず光栄だなという思いがあります。仕事で凱旋するということが夢だったので、本当に感無量ですね。やっぱり普段応援してくださっている皆さんが応援してくれるから叶った夢でもあります」と前田さん。
「声優という仕事をしているので、アニソンはすごく縁が深いもの。今回の『アニソン×花火』は組み合わせ的にすごくキレイなものになるんじゃないかな。花火というものは、人の心にきれいな記憶で残り続けるもの。その思い出があるから頑張れるっていうことがあると思うので、アニソンと花火の素晴らしさをお伝えできたらいいなと思っています」とのこと。
「人気のアニメ・ゲームをはじめ、テレビやラジオでも大活躍されている前田さんですが、北九州市ご出身のアーティストの方がこうやって活躍しているお姿を見ると、大変心強く嬉しく思う。多くの市民が心待ちにしている『北九州芸術花火』というビッグイベントのMCを前田さんがお務めになると聞き、大変嬉しく思っている」と北橋市長。「今回は久しぶりのご帰省とのこと。北九州は食べるものもおいしいし、住みやすい良いところなので、満喫していただいて、本市の魅力をポップカルチャー・夜景の街として発信していただきたい」と話していました。
「北九州ではマンガだったりアニメだったりを身近に触れられる文化、好きっていう気持ちを否定しない文化、肯定してくれる文化が近くにあった。小さい頃から声優になりたいという気持ちを後押ししてくれてたんだなと感じています。北九州市出身で声優を目指したいと思っている人や、アニメ関係の仕事、文化に携わりたいという人にちょっとでも貢献できることがあったらなと思っているので、北九州芸術花火をステキなイベントにできるよう、今後も精一杯頑張っていきます」とのことでした。
ソウルフードは「資さんうどん」
北橋市長から「北九州の食べ物で大好きなもの、ソウルフードは?」と尋ねられ、「資さんうどん!」と前田さんは即答。小さい時から資さんうどんをずっと食べてきたそうで、学生時代には部活でバドミントンとバスケをやっていたこともあり、とてもお腹が減るため、資さんうどんに行って、おでんをとって、うどんを食べて、カツ丼を食べて、お土産にぼた餅を買って持って帰っていたという思い出があるそうです。
また、「東京のご友人が北九州に来た際、地元を案内するならどこを案内しますか?」という市長の質問には、「いっぱいありますね…」と一瞬迷いを見せましたが、「小倉城。それと小さい頃からアニメが好きで、あるあるCityのお店などによく行っていたので、あるあるCityなども案内したい」と前田さん。彼女が学生だった頃はあるあるCityにコラボカフェがあったと言い、「自分が演じたキャラのコラボカフェとかができたら夢だなぁ」と話していました。
高校の時にバンドをやっていた前田さんにとって、学生たちが施設前でよくライブをしていたというリバーウォーク北九州も思い出深い場所とのこと。
また、みんなで校庭でバスケをした後に団子を食べていた地元の古いお団子屋さんを見ると、「嬉しいな、帰ってきたな」という気持ちになるとも言っていました。
「スペースLABO」プラネタリウムオリジナル番組のナレーターも
スペースワールド跡地に間もなく開館する「スペースLABO(ラボ)」にあるプラネタリウムのオープンに合わせ、制作されたオリジナル番組2本のうちの1本「機能紹介番組」のナレーターも務める前田さんは、「思い出が詰まっていた場所だったので、スペースワールドの閉園がすごくショックだった。時が経ってスペースLABOのナレーションをやらせてもらって嬉しい」とコメント。
もう1本の番組には北九州市出身の声優、金子有希さんが参加していますが、「(金子さんとは)収録は一緒じゃなかったけれど、SNSで『北九州イエーイ!』みたいなことを投稿しているのを見て、北九州って『絆』が深いよなと感じた」と話していました。
「芸術花火」とは
会場のロケーションや地域性を取り入れた大胆な演出を得意とし、約1時間の全編を通し、花火と音楽がノンストップでシンクロする「芸術花火」。2009年に茨城県でスタートし、2021年までに全国各地で30回以上開催されてきました。
滞空時間や残存光などを計算に入れ、1/30単位でコントロールされる「芸術花火」には、起承転結・喜怒哀楽があり、まるで1本の映画を観ているかのような感動を与えてくれます。
今回行われる「北九州芸術花火」では、約1時間にわたり、打ち上げられる花火はおよそ1万3000発。使用されるアニソンは12~13曲を予定していると言いますが、どの曲が使用されるかは当日イントロが流れて初めて判明するそうです。
北九州芸術花火のチケットは現在販売中です。イベントの詳細は「北九州芸術花火2022 Presents ANISON FANTASTIQ FIREWORKS」ホームページで見ることができます。
■イベント名/「北九州芸術花火2022 Presents ANISON FANTASTIQ FIREWORKS」
■日時/5月21日(土) 開場16:00 開演19:50 ※雨天決行(荒天・コロナ禍の場合は振り替え実施)
■会場/ミクニワールドスタジアム北九州(北九州市小倉北区浅野3-9-33)
■料金/プラチナシート4,800円、ゴールドシート3,600円、ブロンズシート2,400円、 プラチナ最前列シート10,000円(国際会議場前、100席限定)、記者席(グループ) 24,000円(1組4人・21組限定)、カメラマンチケット 20,000円(完売/限定10人)、車イス席(付添2人まで、駐車場付き)10,000円 ※未就学児無料、ただし席が必要な場合はチケット必要、小学生以上チケット必要
※2022年4月18日現在の情報です
(北九州ノコト編集部)