北九州市戸畑区浅生にある「浅生（あそう）公園」。飛幡八幡宮のすぐそばです。
浅生球場跡地が整備されて誕生した多目的広場には、この土地ならではのユニークな遊具や、いろいろな健康遊具が設置されています。
提灯山を思わせるスタート地点からロープにぶら下がって滑走！
広々とした多目的広場は、子ども向けの遊具と介護予防向けの健康遊具がそれぞれ固まった場所に設置されています。
子ども向けの遊具の中でひときわ目を引くのが、戸畑祇園大山笠をかたどった遊具。ワイヤーから吊るされたロープにぶら下がって滑りおりる、いわゆる『ターザンロープ』です。
北九州市内の公園でターザンロープはあまり見かけないレア遊具なのですが、戸畑祇園大山笠にちなんでいるとなると、よりレア感アップ！
提灯山を思わせるスタート地点、山笠の提灯に描かれている各地域の頭文字「東（東大山笠）」「西（西大山笠）」「中（中原大山笠）」「天（天籟寺大山笠）」のデザインなど、この地域で戸畑祇園大山笠と一緒に生きてきた親子連れにはたまらない遊具です。
汽車型遊具やアスレチック・ボルダリングなども
もちろん、それ以外にも魅力的な遊具はたくさんあります。例えば、汽車型の遊具では、すべり台やネット、タイヤなどで遊べます。
体を使って遊べるアスレチックのような遊具もあり、元気いっぱい遊べそうです。
また、この多目的広場は緩やかな高低差があり、その傾斜を生かし、ボルダリングも楽しめます。
7種類の健康遊具が配置された「健康広場」
一方、介護予防に効果的な健康遊具を設置した「健康広場」には、7種類が設置されています。これだけの数の健康遊具がまとまって置いてある公園も珍しいかもしれません。
「健康広場」は、「背伸ばしベンチ」「肩・腕の運動器」「ストレッチベンチ」「ツイストベンチ」「腹筋ベンチ」「鉄棒」「タンデムウォーク」の順番で配置されており、この順番で使用するとより効果的だと看板に書いてありました。
効果的な運動を行うためのアドバイスなども書いてあるので、健康遊具を利用する前には目を通しておくといいかもしれません。
これまでいろいろな公園で健康遊具を見てきた編集部員が「これは見たことないな」と珍しく思ったのが、「タンデムウォーク」。
ライン上のバランス歩行を行うもので、歩くときの安定感が高まり、転倒予防の効果があるそうです。
坂道・平地を選べるウオーキングコースも
また、公園をグルっと囲むようにウオーキングコースも設置されており、取材日も数人がコースに沿ってウオーキング中でした。
高低差がある公園のため、途中、コースがゆるやかな坂道と平坦な道へ分岐する部分もあり、その日の体調などによって自分なりにウオーキングコースを選ぶこともできます。
■所在地／北九州市戸畑区浅生2-2
※2022年7月9日現在の情報です
（北九州ノコト編集部）
