八幡西区に突如現れた韓国風カフェ「Cafe Villa（カフェヴィラ）」。あまりのかわいさとおいしさに、今年の3月1日のグランドオープン以降、瞬く間に人気店となりました。
だけどそれだけじゃなかった人気の秘密。オーナーの牟田さんにお話を伺うと、彼女の人柄にも触れることができました。
建物外観からは想像もつかない別世界
実は、筆者自身も友達に「あそこにお洒落なカフェがあるよ！」と教えてもらうまで、お店の存在すら知らなかったんです。
実際に店舗が入っているビルの前に来てみても、この外観。
よくよく見てみると看板やメニューは出ているものの、通い慣れた道だからこそなのか、全く気づきませんでした。
入口から2階に続く階段を上がり、左に曲がってカフェ店内へ。ここから景色がガラリと変わります。
店内は注文を受け付ける部屋と、イートインスペースが完全に分かれているので、テイクアウトだけのお客さんでも気軽に入りやすく、私達もお持ち帰りで楽しんでみました。
メニューが紙ではなくタブレットなのも斬新。これ、全てのメニューが写真つきで分かりやすいんですけど、どれもかわいすぎて美味しそうで、優柔不断な筆者には選びきれないという難点があります（笑）
お店に関わるみんなのアイデアが満載
牟田さんのこだわりは、新鮮で美味しい国産の果物たちと、その酸味に合うように作ったソフトクリームとのこと。北海道ミルクを使ったソフトクリームは、濃厚ながらもスッキリとした味わいで、フルーツとの相性も抜群。
他にもクレープに使う生地は、少し甘めでモチモチな食感がポイントで、そこに合わせる甘すぎないホイップクリームや、塩気のあるサラダクレープなんかも、その絶妙なバランスを味わってほしいそうです。
画像提供／Cafe Villa
そしてもう一つ、スタッフ全員で力を合わせてやっているというのが、TikTokの動画投稿やInstagramへの写真投稿。今回取材させてもらって特に感じたのが、牟田さんはそういったSNSの活用がお上手だなと。
商品だけじゃなく、店内どこを見ても映えスポットが溢れているので、すぐにその場で撮影したくなるんです。SNS上で拡散されたお客さん撮影の写真たちもどれも本当にかわいくて、これも人気の理由なのかなと思ったり。
ちなみに今では看板メニューの「花ヴィラソフト」は、まさにそのSNSのおかげで名前が決まったそうです。
画像提供／Cafe Villa
「元々『ヴィラソフト』という名前だったんですけど、お客さんがSNS上でハッシュタグに『#花ヴィラ』と書いてくれていて、一目でこれだ！と思ったんです！」と嬉しそうに話してくれた牟田さん。
学生街ならではのお得なクーポンやサービスも
折尾は学生街なので、Cafe Villaのメニューは学生さんが気軽に食べられる価格も意識しているそう。
Instagramから定期的に配信されている、雨の日クーポン、平日ワンコインクーポン、クレープとドリンクのセット割など、フォロワー限定のさまざまなクーポンも魅力的。元々お財布に優しい料金設定なのに、さらにそこからお安くなっちゃうんです。
何よりこのクーポン、学生さん限定じゃないのがまたありがたいとこです。雨の日こそ「行きたい！」って気持ちになりますよね。
画像提供／Cafe Villa
あと筆者が個人的にいいなと思ったのが、商品それぞれのお値段を、Instagramの投稿でしっかり書いてくれているところ。ほんの小さなことだけど、これって良心的だなと。
「見た目にもすごくこだわっていますが、大前提として何度も食べたくなるような美味しいものを提供していきたいと思っています」と言う牟田さん。その思惑通り、私は何度も通うことになりそうです。
画像提供／Cafe Villa
「Cafe Villa」はサロン併設となっていますが、2店舗はそれぞれ区画が分かれているので、カフェ利用だけでも気軽に入ることができます。
現在メディアで引っ張りだこの人気店ですので、フルーツ盛りの商品などは特に予約して行くことをオススメします。お店の詳細情報は「Cafe Villa」公式インスタグラムから確認できます。
■住所／北九州市八幡西区藤原1-8-32 C号室
■駐車場／テイクアウト利用の人のみ、店舗前駐車場1番2番使用可
※2022年7月23日現在の情報です
（ライター・Kanae N.）
