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いのちのたび博物館で冬の特別展「ウナギの旅展」開催 蒲焼教室も【北九州市八幡東区】

(アイキャッチ画像はイメージ<写真AC提供>)

北九州市立自然史・歴史博物館「いのちのたび博物館」で、開館20周年記念特別展として12月10日から冬の特別展「ウナギの旅展」が開催されます。

海から川へ、そして再び深海へとダイナミックな旅をするウナギ。私たちにとって身近な食べ物という側面も併せ持つウナギの進化、生態、文化、すべてが分かる展示会です。最新の研究成果を盛り込み、冬の展示でしかできないウナギの成長段階を揃えた一挙展示をはじめ、動画・VR映像も合わせ、いのちのたび博物館ならではの内容となっています。

1メートルを超えるオオウナギの実物など、見どころ満載

展示会は、第1章「回遊と進化」、第2章「ウナギの一生」、第3章「ウナギ食文化の広がり」、第4章「九州のウナギ漁」、第5章「ウナギを取り巻く環境」で構成。

国内では主に沖縄に分布するオオウナギの1メートルを超える実物を見ることができるほか、地球上に生息するすべてのウナギ科の標本を一挙に紹介する「世界のウナギ 全種勢揃い」、生まれたばかりの赤ちゃんから産卵に向かう親まで生きた状態で見ることができる「ウナギの一生」、高性能カメラで撮影された「ウナギ漁のVR映像展示」、「古文書に見る江戸時代のウナギ」など、見どころ満載です。

関連イベント「田舎庵プレゼンツ うなぎの蒲焼教室」なども

期間中、さまざまな関連イベントも行われます。

12月11日は「田舎庵プレゼンツ うなぎの蒲焼教室」。同館学芸員が「うなぎの旅展」展会場の展示解説や紹介を行った後、生きたウナギが蒲焼になるまでの調理をうなぎの名店「田舎庵」のスタッフが実演。うなぎの解体から蒲焼ができるまでを実演しながら紹介。調理終了後、蒲焼の試食あり。伝統的な調理法から、うなぎがおいしくなる焼き方まで、うなぎを見て、聞いて、食べて、学べるイベントです。定員60人。11月30日までに電子申請で事前申し込みが行われ、応募多数の場合は抽選になります。

12月17日は、特別展「ウナギの旅展」関連講演会「ウナギ研究のこれまで、これから」。ウナギの研究に関わってきた、あるいはウナギ生息地の変化を見続けてきた4人の有識者による講演会です。当日先着100人(申し込み不要)。

2023年1月7日は、「田舎庵」会長・緒方弘さんによるスペシャルトークショー&ギャラリートークが行われます。スペシャルトークショーは当日先着100人(申し込み不要)。ギャラリートークはスペシャルトークショー参加者のみ参加可。

詳しい情報は「いのちのたび博物館」公式サイトから確認できます。

■住所/北九州市八幡東区東田2-4-1
■入場料/大人500円、高大生300円、小中生250円(特別展「ウナギの旅展」のみの料金)
■開催期間/12月10日(土)〜2023年1月29日(日)
■営業時間/9:00~17:00(最終入館16:30)

※2022年11月26日現在の情報です

(北九州ノコト編集部)

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