蜂蜜の購入がアフリカの医療支援に! 認定NPO法人ロシナンテス【北九州市】
北九州市小倉北区に本部を構え、アフリカのスーダン・ザンビアを中心に巡回診療や診療所建設、給水所建設などを実施している認定NPO法人ロシナンテス。「Boina Malana」(大阪府)と連携し、Boina Malanaの商品「エスパルセットホワイトハニー」の売り上げの一部がアフリカの医療支援に寄付されるという取り組みを12月16日から開始しました。
対象商品はキルギス産の蜂蜜
「Boina Malana」では現地の生産者の収入向上を目指し、キルギスの養蜂家と直接取り引きを行っており、おいしい蜂蜜を購入することがアフリカの支援にもつながるそう。そんな同社が販売するキルギス産の蜂蜜「エスパルセットホワイトハニー」のうち、一部商品がロシナンテスへの寄付付きで販売されます。
対象商品は、「Boina Malana」サイト内で【スーダン・ザンビアへの応援付】と記載されているもの。ロシナンテスへの寄付となるのは、「エスパルセットホワイトハニー(小)」(50g、販売価格950円)だと200円、「エスパルセットホワイトハニー(中)」(130g、販売価格2100円)だと300円、「エスパルセットホワイトハニー(大)」(270g、販売価格3900円)だと400円。この寄付分がアフリカで医療を届ける活動のために使用されるとのことです。
認定NPO法人ロシナンテスとは
認定NPO法人ロシナンテスは、内戦中のスーダンに外務省医務官として赴任した川原尚行さんが外務省を辞して2006年に立ち上げた国際NGOです。
病院がないなどの理由で必要な保健医療が受けられない地域に、医療が届く仕組みを整備することで、誰もが健やかに生きることができる環境を作ることを目指して活動。アフリカのスーダン・ザンビアを中心に、巡回診療や診療所建設、給水所建設などを実施しています。
ロシナンテスの名前は、小説「ドン・キホーテ」に出てくる痩せ馬の『ロシナンテ』に由来。「私たち一人ひとりは痩せ馬ロシナンテのように無力かもしれない、しかし、ロシナンテが集まりロシナンテスになれば、きっと世界を笑顔にできるはず」という想いをこめて名づけられたと言います。
※2022年12月18日現在の情報です
(北九州ノコト編集部)