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新名物「八幡のホネクッキー」誕生!千草ホテルが新スイーツを開発

(画像提供:千草ホテル)

千草ホテル

2014年に生誕100年を迎えた「千草ホテル」(八幡東区西本町)が、新しいスイーツを開発しました。

ホテルから車で約3分のご近所にある「製鉄記念八幡病院」(八幡東区春の町)が今年10月に診療開始から120周年を迎えることから、そのお祝いとして、「八幡の新名物スイーツ」を作ろうという企画がスタート。年明けから開発が進められてきました。

試作を重ねること約7カ月、ついに新商品「八幡のホネクッキー」が完成したとの情報が…!発売開始予定日は10月8日と少し先なのですが、どのような商品が完成したのか気になるところ。いち早く、話を聞いてきました。

「骨と関節の日」にちなみ、見た目は「骨型」

何よりもやっぱり気になるのが、「なんで骨?」。

製鉄記念八幡病院の診療開始記念日(1900年10月8日)からヒントを探っていたところ、10月8日が「骨と関節の日」(*)だということに気付いたそう。それにちなみ、骨の型をモチーフとし、骨に良いとされるカルシウムを原材料に使用したスイーツが生まれたと言います。

クッキー表面には、「YAHATA」に加え、「YAWATA」の文字も。「YAWATA?」とこれまた気になるところですが、それにもちゃんと理由がありました。官営八幡製鉄所関連のドイツ人技師たちが「やはた」と発音できず、英字表記上「YAWATA」とされていたことに由来しているそう。

※日本整形外科学会が1994年に制定。「十」と「八」を組み合わせると「骨」の「ホ」の字になる

パウダー状にした貝の化石のカルシウムがたっぷり

見た目のユニークさはもちろんですが、味も気になるところ。北海道産の天然風化貝カルシウムパウダー入りのクッキーは、控えめな甘さで、サクサクとした軽い食感。子どもからご年配の方まで楽しんで食べることができますよ。

カルシウムパウダーは、北海道黒松内断層から出土した約1万8000年前のカミオニシキ貝の化石をパウダー状にしたもので、カルシウム含有量はなんと牛乳の337倍だそうです。

“八幡の新名物”誕生の予感!

千草ホテルパティスリー料理長・水町勇太さん

「骨の見た目だけではなく、風化貝を使用することで内容や味にもこだわり、納得できるものが完成しました。機会があれば、このような取り組みは続けていきたいです」と話すのは、千草ホテルパティスリー料理長・水町勇太さん。

カルシウムたっぷりで、見た目もかわいく、ちょっとした差し入れにも喜ばれそうな“骨クッキー”。八幡の新名物として話題になるだろうという楽しみな予感しかありません。今から発売日が待ち遠しいですね。

名称 八幡のホネクッキー
価格 2枚入り200円(税別) ※数量限定
発売場所 千草ホテル1F「dining café chigusa」(八幡東区西本町1-1-1)
問い合わせ先 093-671-1131

(北九州ノコト・植田詩生)

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