【祇園一丁目公園】すべり台とブランコが新しくなって登場!(北九州市八幡東区)
JR八幡駅から徒歩15分のところにある「祇園一丁目公園」。
隣接して「北九州市立花尾小学校」「北九州市立前田市民センター」「認定こども園リアンはなお保育園」があり、赤ちゃんからお年寄りまでが集う地域に根ざした公園です。
すべり台とブランコが新設
もともと公園内にあったトンネル型のすべり台とブランコが撤去され、新たにすべり台が2本ついた遊具と、すぐそばにブランコが新設されました。
赤いすべり台はウェーブしていて面白い! 黄色いすべり台は低めで短いので、小さな子どももチャレンジできそうです。
中央に赤と黄色の玉が見えます。これは前田祇園山笠にちなんでのものでしょうか。
屋根付きベンチで休憩できる
広々と座れるベンチの近くには、飛行機をモチーフにした3人用スウィング型遊具、北九州市環境マスコットキャラクターの「ていたん」「ブラックていたん」のスウィング型遊具がありました。
また、低年齢用のすべり台も。ゴム素材のやわらかいマットがあるため、勢いよく着地しても安心です。
隣接した保育園の木から、秋にはたくさんのどんぐりがフェンスを越えて落ちてきます。子どもたちが夢中になって拾っている姿をよく見かけました。
充実した4種類の健康遊具
北九州市オリジナル健康広場として、「肩・腕の運動器」「ツイストベンチ」「サイクルステーション」「背のばしベンチ」といった4種類の健康遊具が設置されています。
ベンチや木陰も多く、お年寄りものんびりと過ごしています。
通称「神明町公園」として親しまれる
ある日筆者の子どもが、「しんめいちょう こうえんに いったよ〜」と言うのです。「神明町(しんめいちょう)公園」というのは、どうやら「祇園一丁目公園」の通称のようです。
図書館で調べてみると、大正期〜昭和30年頃の通称地名。前田小学校(現:花尾小学校)の西、仲宿八幡神社の東沿いの町と記載があります。保育園の先生や、まわりの大人たちからの伝承によって、親しみを込めて「しんめいちょう」という言葉が残っているんですね。
前田祇園山笠の祭り時期には、「二番山笠」が祇園一丁目公園内に斎納庫を構えて巡行しています。地域の祭りや文化と密着した集いの公園であり、地元の人々から昔から愛されている公園であることがよく分かりました。
■所在地/北九州市八幡東区祇園1-5
■トイレ/あり
■駐車場/なし
※2023年3月17日現在の情報です
(ライター・ぱーる)