坂の上の雑貨店「リビングルーム」世界の生活雑貨や紅茶・お菓子など【北九州市門司区】
門司区上藤松の坂の上にある生活雑貨のお店「LIVING ROOM(リビングルーム)」。
近隣の目印となる建物は、北九州市立緑ヶ丘中学校。門司駅または砂津から西鉄バス乗車、上藤松1丁目のバス停下車徒歩約5分。勾配がきつめな坂を登りきると、目印の小さな看板が見えてきます。
目印の小さな看板から道なりに右折すると、すぐ右手に店舗の看板が目に入ります。筆者が初めて訪問した時は、本当にこんな場所にあるのかな…と、少し不安になりつつ坂を登ったのを思い出します。
コンセプトは「友人の家を訪ねるような、ほっとくつろげるリビングのような場所」
「LIVING ROOM」さんとの出逢いは2021年の夏、「イラストレーター泉谷サラさん」の個展がきっかけでした。作家さんの作品とお店の雰囲気がとてもマッチしていて、「ずっと眺めていたい」と感じました。
築53年の一軒家のリビングを手直しし、お店とした店舗は、もともとのリビングの良さをそのままに、ランプの優しい灯りと、オーナーさんのセンスが光る心地よい雰囲気です。
お店のコンセプトを伺うと「友人の家を訪ねるような、ほっとくつろげるリビングのようなそんな気持ちになっていただけると嬉しい」と話すオーナーの清水さん。店名「LIVING ROOM」に納得!初めて伺った時もはじめましてなのに、なぜか懐かしく、とても穏やかで居心地の良さを感じたのを覚えています。
もともと雑貨好きで、お店を経営する以前にも某雑貨店で店長を務めるなど、「当時培った雑貨のノウハウや、ディスプレーなどが今に生きているかな」と話してくれました。
福岡の作家の作品展も不定期開催 ワークショップも
パキスタンのホーローやガラス食器、モロッコのバスケット。エチオピアの真鍮のアクセサリー、ポルトガルのウールの靴下などなど、世界中の生活雑貨からオーナーさんが選りすぐった素敵な雑貨が季節にあわせてディスプレーされています。
また、八幡東区・合間さんの陶器展や岡垣町のwakkaさんの作品展など、福岡の作家さんの作品展もテーマを決めて不定期で開催。
先日はコロナ渦で長らく中断していたワークショップ「春を待つブローチ」も開催。遠くは宇部からかけつけた参加者も。手仕事が苦手な筆者も参加しました。
久々の手芸、なかなか思うように指が動きませんでしたが、優しく丁寧に教えてもらい、無事完成しました。
手先を使うことの大切さと、ともに集うことの楽しさをあらためて感じたひと時でした。
東京の紅茶専門店の紅茶やイベントや季節にあわせた美味しいものも!
ワークショップのあとは、オーナーさんお気に入りの東京にある紅茶専門店「TEA POND」の『strawberry fields』をいただきました。店舗には季節にあわせて「TEA POND」の商品が並びます。これからのシーズンは、贈り物にも喜ばれそうですね。
美味しいものにも情報通なオーナーさん。イベントや季節にあわせた、お楽しみや美味しいものも。
今月はトラピスト安心院の聖母修道院の焼き菓子が登場しています。筆者はホワイトデーの贈り物として素敵にラッピングしてもらいました。
今後のイベント
3月17日(金)頃からは「jurianne matter ペーパークラフト展」を開催。オランダのデザイナー「jurianne matter」のペーパークラフト、北欧の空気感をまとった素敵なアイテムが入荷予定とのこと!こちらも楽しみです。
2017年12月にオープンして早5年、今年6年目を迎える「LIVING ROOM」。2022年の夏から始まった藤松通信は、手書きの温かみのある文章にほっこり、筆者の密かな楽しみです。
店休日以外にもイベント等でお休みする場合があります。最新情報は「LIVING ROOM」インスタグラムで確認できます。
■住所/北九州市門司区上藤松1-11-1
■営業時間/11:00~18:00
■店休日/水・日曜
■駐車場/2台
※2023年3月17日現在の情報です
(ライター・kohalu.7)