知る人ぞ知る、ひびきの地区のオシャレスポット「Handmade hibikino（ハンドメイドヒビキノ）」が3月21日、若松区塩屋に移転オープンしました。
2018年から閑静な住宅街の一角で営業をはじめた同店。北九州近郊でのマルシェ出店や、可愛らしいクレープが魅力のキッチンカーはどこへ行っても大人気で、その名を聞いたことのある人も多いはず。
今回はそんな「Handmade hibikino」、通称「Hibihan（ヒビハン）」の人気の秘密を、オーナーの晴香さんから伺いました。
迷ってでも絶対に行きたかった『かわいすぎる！』お店
筆者にとっても「ヒビハン」は思い入れのある場所なんです。
出会ったのは移転前の2019年、まだナビに住所を入れても全く案内をしてもらえなかったあの頃。
自分の勘を頼りにやっとたどり着いた場所はあまりにも閑静な住宅街で、こんなところにクレープ屋さんがあるの？！なんて不安にもなったのですが、かわいらしい建物と可愛らしいお姉さんたちがクレープを焼きながら迎えてくれました。
併設されたコンテナの中には、きれいに並べられた選りすぐりのハンドメイド作品たち。
私自身、ヒビハンのおかげでハンドメイドの良さを知ることができた！と言っても過言ではないんです。
大好きな作家さんたちとの出会いはここから始まりました。
斬新なメニューが続々と仲間入り！
ヒビハンと言えば「白×ゴールド」のイメージカラー。「エレガントCute」をコンセプトに、外観から内装まで全てを2色で統一しています。
お店だけじゃなくヒビハンキッチンカーも、白とゴールドで他には類を見ないかわいさなんです。
キッチンカーって目立ってなんぼの原色カラーを使われがちだけど、白×ゴールドって逆に珍しくて目立つんですよね。
だからイベントに行くと遠くからでも「あ！ヒビハンだ！」ってすぐに分かって便利だったりします。
新店舗では、これまで通りのハンドメイド雑貨、ワークショップ、クレープやソフトクリームに加え、 充実したドリンクメニューと、ヒビハンならではの個性的なスイーツも販売。
これ、写真で見るとソフトクリームだと思われがちだけど、実は全てホイップクリームなんです。
その名も「Hibiもりもり」。
どのクレープメニューを選んでも、一言「Hibiもりもりで！」と声をかけるだけで、クレープの上に追いホイップしてくれるんです（クレープ料金+200円）。
筆者は友達と2人がかりで完食しましたが、意外にも1人で食べきる人が多いんだとか。
「むしろホイップだけが食べたい！」という、さらなるホイップ猛者にも朗報。
こちら新発売の「ふわふわちゃん」。
まさかのホイップオンリー。
軽くて甘さ控えめでふわっとなめらかなので、パンやクッキーにつけても、コーヒーのトッピングとしても使えます。
でもこれ、開発のきっかけは「小さい子どもたちでも食べられるようなメニューを作ってほしい」というお客さんからの要望だったそう。
確かに我が家の息子たちも大のホイップ好きで、クリームパンなんかは中のクリームだけを抜かれるってのが日常茶飯事だなぁと。
こういうちょっとした気遣いが、母としてはありがたいですよね。
逆に「ホイップは苦手なんです」っていう人には、シンプルイズベストな「シュガーバター」がオススメ。九州産小麦を使用したモチモチでパリパリの生地には、ハマる人も続出！
他にも甘いものが苦手な人や、男性のお客さんには、九州産お野菜たっぷりと本場イタリア産のカッペリーニが入った「hibiスパ」なんかもありますよ！
目指すのは誰でもくつろげる居心地の良い空間
旧店舗からのイメージなのか、テイクアウト専門だと思われがちなヒビハンですが、新店舗ではイートインスペースもあるんです。
さらにアクセサリー売り場の奥にあるこの洗面台は、晴香さんのこだわりポイントでもあるらしく、ヒビハンイメージカラーのきらびやかなゴールドが一層目を引きます。
広い店内には、新店舗からのスタートとなった「ビビパンビューティー」専用の個室も3部屋完備。
遠赤外線ドームエステや全身脱毛、ハリウッドブロウリフトやネイルなど、幅広いメニューが揃っています。
ちなみにこれ、メンズ対応もしているそうなので、カップルで横に並んで受けてみるのもアリかも？
夫婦でも親子でもいろんな場面でプレゼントできるギフトカードの販売もあるそうですよ。
家族みんなが楽しめるひびきの地区の新スポット
「新店舗に関しては『いつかやれたらいいなぁ。いつかやりたいなぁ』と漠然的に思っていたんです。でも皆さんが応援してくれたおかげで、その思いは挑戦する勇気に変わりました。新しいお店でも自分たちの直感とヒビハン応援団の皆さんを信じて、居心地のいい空間作りを心がけていくので、これからも変わらずよろしくお願いします！」と晴香さん。
お店も駐車場も広くなって随分と通いやすくなったので、これを機に私も全メニュー制覇を狙ってます。
最近は特に暑くなってきたので、アイスクリームも欲しくなるところ。
このブラックコーンが珍しいモノクロの「Ｈibihanソフト」。夏には欠かせないメニューになりそうですね。
1週間前までの予約必須ですが、特別感満載な「hibihanホールクレープ」も、とっておきの記念日にどうぞ。
キッチンカーやマルシェ出店や店舗の最新情報は「Handmade hibikino」公式インスタグラムから確認できます。
■住所／北九州市若松区塩屋3-3-7
■駐車場／複数台あり（無料）
※2023年6月22日現在の情報です
（ライター・Kanae Nidoi）
