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有毛地区にひまわり畑が今年も出現 『北九州のプロバンス』(北九州市若松区)

(アイキャッチ画像:有毛地区のひまわり畑)

筆者が毎年楽しみにしている季節がやってきました。それは、『北九州のプロバンス」とも呼ばれる若松区の有毛地区と安屋地区にひまわり畑が出現する今の時季です。

早朝から若松区ドライブへ向かい、毎年微妙に位置が変わるひまわり畑を追いかけます。

1番好きな場所は、若松区有毛地区のひまわり畑です。

花の見頃は7月中旬から8月上旬まで

若松区の有毛地区と安屋地区では、農家を中心とした地域住民が環境に配慮した農業と景観形成を目的に「ひまわり」の植栽を行っています。国道495号沿いに点在する形で作付け面積は約8ヘクタール。私有地の農地に植栽されており、冬キャベツ収穫後の畑に地力回復と表土保全を兼ねた緑肥作物として植えられたものなんだそう。

7月中旬から8月上旬にかけてひまわりが楽しめ、今年も既に筆者は数回訪れています。

早朝に訪れた時は、朝日とひまわりを堪能します。

昼間はひまわりたちに元気をもらえます。

また、市外から訪れた人たちがひまわり畑に感動している様子を見ると、北九州市民として誇りを感じます。

10年以上楽しませてもらっていますが、ひまわり畑を作っている人に話を聞いたことがなかった私。今回、近くで作業をしている農家の人たちがいたので、話を聞いてみました。

作業をしていたのは、今まさに収穫期を迎えているスイカ「若松クイーン」の生産者の人たちでした。

写真の藤田農園・藤田さんを含む人たちに話を聞きました。

ひまわりは、北九州市の市花であり、環境に配慮した農業と景観のために、市から種子が配られること。花が咲き終わったら、畑に漉き込んで肥料にすること。ぜひ、みなさんに見に来てほしいとの言葉をいただきました。

ただし、「有毛のひまわり畑の場所はカーブになっており、路上駐車が多発していつ事故が起こってもおかしくない状況である」「通常はマナーの良い人たちが多いが中には畑を踏み荒らす人もいる」「ゴミのポイ捨てが多い」など、いくつかの懸念事項があるそうです。

このような状況が続くと、ひまわり畑に協力する農家の人が減るかもしれないとのこと。ずっときれいなひまわり畑を見られるようにするためには、訪れる人たちの心がけも必要だと感じました。

来年もまた、きれいなひまわり畑を見ることを楽しみにしています。

※2023年7月20日現在の情報です

(ライター・Hanako Sakura)

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