【新型コロナ／北九州】4月8日時点の感染者数　20代の感染者がおよそ3割に

世界中で猛威を振るう、新型コロナウイルス。
日本各地でも感染者が続々と増えています。
北九州市内の感染者についても、さまざまな情報が飛び交っています。
一方、正確な一次情報がうまく届いていない状況も散見されます。
北九州ノコトは、ローカルメディアの責として、地域における正確な「コロナ関連情報」を広く発信する役割を担いたいと思います。
私たちの情報発信が、少しでも市民のみなさんの役に立てばうれしいです。
そして、一日も早い終息を願います。

※当記事は、2020年3月1日～4月8日までに北九州市が発表した市内の感染者数をまとめています。
数は北九州市の発表日ベース。いずれもクルーズ船などの人数を含みません。

新型コロナウイルス感染 判明者数の累計と推移

北九州市内の感染判明者数の累計と日別の推移（発表日）

緊急事態宣言が発令された後も、感染者の増加は止まりません。4月8日には、福岡県内で新たに25人の感染者が確認されました。そのうち4人が北九州市在住とのことです。これで、福岡県内で感染が確認された人は累計224人、北九州市内で累計54人となりました。

北九州市内で確認された、各区、および周辺地域の感染判明者数（発表日）の推移

市内で54例目となる50代女性（八幡西区、中尾小学校講師）は、46、47、50例目の家族であることが発表されました。46、47例目の感染後、濃厚接触者であることを確認し自宅待機をしていましたが、下痢の症状が出たためPCR検査を実施、陽性になったと報告されています。家族間での感染拡大が続いています。

北九州市内で確認された、年代別の感染者数

8日に感染が確認された4人の年齢別内訳は、20代が2人（男1、女1）、50代（男1、女1）が2人となっています。このうち20代男性は、福岡市発表の陽性患者との濃厚接触者ということです。

引き続き、20代が最も多く、全体の3割を超えています。

PCR検査 北九州市の現状

福岡県および北九州市は、PCR検査を行った人数と、検査結果を連日発表しています。これによると、4月8日までに市内で実施されたPCR検査は1443件。福岡県全体では3106件となっています。

PCR検査の実施数は8日、県全体で567件（内、北九州市は125件）となり、7日の実施件数を大幅に超え最多を更新しました。

グラフ引用：福岡県 新型コロナウイルス感染症ポータルサイト検査実施数

不安な場合の相談はどこへ？

北九州市は、厚生労働省の相談窓口とは別に、24時間受付の相談窓口を開設しており、自身や家族の症状に不安がある場合など、一般的な問い合わせができるようになっています。

（北九州ノコト編集部）

各相談窓口