2023年も残すところ2カ月を切りました。また、2023年度（4月始り）で言えば、すでに後期に入っています。
次の年度を迎える、ここから先の半年間で、進学や異動、転職などを理由とした新たな住居探しが必要になる人もいるかもしれません。
そこで、今回の【キタキュー不動産】では、北九州市内の賃貸おすすめエリアについて、学生・単身者・ファミリーの対象別でご紹介します。市内の不動産企業・株式会社ミクニの森田さんにお話を聞きました。
北九州市立大生には「北方」「城野」「守恒」がおすすめ
森田さんによると、学生、特に北九州市立大学に通う学生におすすめなのが、小倉南区にある「北方」「城野」「守恒」の3エリア。キャンパスから近いのはもちろん、飲食店やスーパーなど充実しており、買い物をするにも困らないことが主な理由です。
そして、意外と重要なのが「アルバイト先」が多いことだそう。現代の学生にとって、近隣にアルバイトをできる場所があるかどうかは大事なポイントですが、飲食店やスーパーなど店舗も多数あるので、比較的にアルバイトが見つけやすい環境にあるそうです。
北方・城野・守恒はキャンパスから近く、買い物もできて、アルバイト先も近隣で探せる、学生にとって魅力的なエリアと言えそうです。
単身者は「三萩野」「片野」がおすすめ アクセスの良さと格安スーパー
単身者の場合、自炊派にはスーパー、外食派には飲食店が近くにあることが大事になると思います。また、飲み会・会食などが多い人もいるでしょうから、主要な市街地からのアクセスも気になるところ。
そこで森田さんがおすすめするのが、小倉北区の「三萩野」「片野」。
モノレール沿いのエリアなので、小倉駅や小倉市街地に向かいやすいという特徴に加え、業務スーパーやトライアルといった安いスーパーがあったり、ダイソーやマツモトキヨシなどが入っている施設もあったりと、日用品も一気に揃えやすいのがポイントだそう。
森田さんによると、「外食するところも豊富ですし、小倉市街地でお酒を飲まれてもタクシーを使わずともモノレールで2駅3駅で帰られるのも魅力的です！」とのこと。
ファミリー世帯に「大手町」「守恒」エリアがおすすめの理由
ファミリー世帯は「大手町」「守恒」エリアがおすすめだという森田さん。
その理由は大きく3つあるといいます。
（1）学校区が人気
1つ目は学校区が人気だということ。地元の人だけでなく、遠方から転勤で市内に引っ越す人も、子どもの学校区は気になるポイントです。
評判の良い学校区は自ずと人気になりますが、北九州市内では「大手町」「守恒」エリアが挙がります。
（2）環境の良さ
2つ目は環境の良さ。市外から訪れる人の中にとって、特に気になるのが周辺環境ですよね。
「大手町」「守恒」は大きな公園や商業施設もあり、休日に家族でおでかけやピクニックなどもできるエリアです。
（3）交通の便の良さ
3つ目は交通の便の良さ。北九州はモノレールだけでなくバスも充実しているため、車を持たない世帯や、小さいお子さんの通学等にも役立つといった点で人気の一つになります。
ということで、ファミリー世帯に大手町・守恒エリアがおすすめの理由について、森田さんは「学校区が人気」「環境が良い」「交通の便が良い」ことを挙げてくれました。
北九州市内の直近のトレンドは？
最後に、森田さんに北九州市内で直近のトレンドやニュースがないか聞いてみました。
「商業施設としては、やはり昨年八幡東区のスペースワールド跡地にオープンした、ジアウトレットですね。12月まではサーカスのイベントなども行っているみたいです！ 物件では、ミクニが関わるものも含めて、新年度に向けたニーズのピークである2～3月に向けて、建築済み・建築予定の新築物件が多数あります。一般的な新築はもちろん、学生向けの新築マンションや単身者をターゲットにした新築マンションも増えていますよ！」
ちなみに引っ越しの件数も3月がピークだそう。件数の多さによって引っ越し料金の変動もあるそうなので、転勤や進学が決まったら、なるべく早く部屋探しを開始した方が良いかもしれません。
◆取材協力：株式会社ミクニ
※2023年11月8日現在の情報です
（北九州ノコト編集部）
