セレクトショップ「てしごとや 結うと美」がオープン 関門海峡を眺められるお店【北九州市門司区】
3月15日、門司区旧門司エリアにオープンしたセレクトショップ「てしごとや 結うと美」。「結うと美」は「ゆうとみ」と読みます。
店舗としてオープンする前にはポップアップショップやマルシェなどに出展していたとか。現在は門司港の眺望が良い坂の上にお店を開店し、全国の作家さんの作品を展示販売しています。
漆器や木工品、焼き物、型染め…あえてジャンルは決めない
「てしごとや 結うと美」は、国内の作家さんの作品を展示販売するセレクトショップ。作り手の工房まで足を運び、情熱に触れ、想いに共感した作品を集めたお店で、漆器や木工品、焼き物、型染めなど扱う商品は様々です。あえてジャンルは決めていないといいます。
「自分では絶対に作れないけど、作家さんの作る“てしごと品”が好き」というオーナー。百貨店の催事などでは並ばないような味わい深い作品が自然と多くなるようです。
お店では東北にいる作家さんの漆塗りの作品が目に止まりました。九州は昔から焼き物文化で、東北は漆塗りの文化なのだそう。筆者は九州の人間なので焼き物の方が身近で、これまで漆塗りのことは詳しく知りませんでした。けれど、そういった文化の話を聞くと興味が湧いてきます。
門司港の地でお店を開いた理由
オーナーが門司港にお店を開いた理由は「門司港のロケーションが好き」だから。門司に昔から住んでいる人は気付かないそうですが、門司に移住してきた人は「門司は良いところ」とみな口を揃えて言うのだそう。
そういったこともあり、「大好きな門司港の地で、大好きなてしごとの作品のお店を開きたい」と思うようになったといいます。
お店の場所は門司港のノーフォーク広場の近くで坂の上の方にあるため、関門海峡を眺めることができます。この景色も、オーナーのお気に入りなんだとか。
「結うと美(ゆうとみ)」に込められた想い
「結うと美」には“いろんなものを結ぶ”という意味が込められています。作家さんの手仕事の美に込められた心・魂・情熱と人とを結ぶ、「you to me」で人とのご縁を結ぶ、作品との出会いを結ぶ。
気になる作品と出会ったら、ぜひオーナーに話を聞いてみてください。より愛情もって作品を見ることができるはずです。
店舗での営業のほか、これからも小倉や門司港で開催するマルシェなどにも出店していきたいとのこと。門司港のお店には足を運べないという人も、それらのイベントで作品に出会うことができるかもしれません。
詳細は「てしごとや 結うと美」のインスタグラムで確認できます。
<てしごとや 結うと美(ゆうとみ)>
■所在地/北九州市門司区旧門司2-12-3
■定休日/不定休(現在は金・土・日曜日※祝日営業)
■営業時間/11:00~17:00
■駐車場/駐車場なし(近くにノーフォーク広場駐車場あり)
※2024年4月30日時点の情報です
(ライター・にわかなみ)