「北九州市営渡船×ハローキティ」コラボシール配布は3月末まで

北九州市営渡船と「ハローキティ」のコラボシールの配布が3月末で終了します。

シールは3種類あり、若松と戸畑を結ぶ若戸航路の「くき丸」「わかと丸」、小倉港と藍島(あいのしま)・馬島(うましま)を結ぶ小倉航路の「こくら丸」、それぞれの船とのコラボデザインとなっています。

間もなく配布終了と聞きつけ、編集部スタッフもシールをもらいに出かけてきました。

若戸航路分は戸畑渡場で配布

戸畑渡場

若戸航路分のシールは、戸畑渡場(戸畑区北鳥旗町11-1)で配布。戸畑渡場の2階事務所受付(定期券販売所)に行くと、「くき丸」と「わかと丸」のシールの2枚セットをもらうことができます(1人1セット)。「くき丸」のシールの背景には若戸大橋、「わかと丸」のシールの背景には皿倉山も描かれています。

また、戸畑渡場と若松渡場(若松区本町1-15-21)には、ハローキティデザインの“顔はめパネル”も設置されています。

◆若戸渡船
戸畑渡場と若松渡場の約400メートルを片道約3分で結ぶ若戸航路は、「若戸渡船」の名で市民に親しまれています。1962(昭和37)年に若戸大橋が開通するまでは両岸を結ぶ唯一の交通手段でしたが、便数が多く、自転車も乗船可能なので、橋の完成から約60年が過ぎた今でも多くの地元住民が通勤や通学で渡船を利用しています。普通運賃(片道)は、大人100円・小児50円・自転車50円。

小倉航路分は小倉渡場で配布

「こくら丸」のシールは、藍島・馬島行き小倉航路待合所(小倉北区浅野3-9-1)で配布されています。藍島・馬島の近くにはクジラの仲間である「スナメリ」が生息していることから、「こくら丸」のシールにはキティちゃんだけでなく、スナメリの姿も見ることができます。

小倉航路待合所の中には、若松・戸畑と同様にハローキティデザインの“顔はめパネル”も設置されていました。

◆藍島
小倉北区浅野の北方約12キロメートルの響灘に浮かぶ藍島までは、小倉港から約35分の船旅。釣り人のメッカで、シーズンになると多くの人でにぎわいます。江戸時代には小倉藩の遠見番所が設けられており、今でも旗柱台が残っています。また、多数の猫が暮らしていることでも有名です。

◆馬島
藍島に向かう途中にある「馬島」には、小倉港から約20分で到着。福岡県の有人島の中でも一番小さな島で、ゆるやかな時間が流れてる馬島も猫と触れ合える“猫島”の一つとして知られています。

普通運賃(片道)は、小倉~藍島が大人600円・小児300円、小倉~馬島が大人420円・小児210円、馬島~藍島が大人180円・小児90円です。

◆若戸渡船・小倉航路 https://www.city.kitakyushu.lg.jp/kurashi/menu01_0512.html

(北九州ノコト編集部)

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