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守恒中学校の生徒の提案を即決→実行! 市内24カ所に「使い捨てコンタクトレンズの空ケース」回収ボックスを設置【北九州市小倉南区】
(アイキャッチ画像:守恒中学校の生徒と回収ボックス)
北九州市は今年度から、市の施策にこどもたちの意見を反映する「みらい政策委員会制度」を実施しています。
その一環として、2月18日には北九州市立守恒中学校の生徒から提案のあった「使い捨てコンタクトレンズ空ケース回収」が実現。生徒らが自ら回収ボックスを設置した様子と合わせて紹介します。
守恒中学校の生徒が提言 その場で可決されて実施
守恒中学校の生徒らは昨年10月、「みらい政策委員会」の場で、すでに学校で取り組んでいた「使い捨てコンタクトレンズ空ケースの回収」をもっと広く周知したいと提言しました。
即日可決され、学校外での回収ボックスの設置が決定。今回、小倉南区役所に回収ボックスを設置しました。
回収ボックスは、小倉南区役所1階の出入口に設置。生徒達により、来庁者へのチラシ配布や協力の呼びかけなどにも取り組みました。
使い捨てコンタクトレンズの空ケースは、加工などもしやすく、リサイクルに最適。自動車や家電製品の部品などリサイクル製品として再生されています。
また、リサイクルだけでなく、ゴミとして燃やさないことでCO2の排出も削減できるなどSDGsの取り組みに繋がっているといいます。
なお、リサイクル業者からの買取対価は「日本アイバンク協会」に全額寄付するそうです。
北九州市役所や小倉南区役所、小倉南区市民センター全24館に設置
回収ボックスは、北九州市役所や小倉南区役所、小倉南区市民センターなど全24館に設置されます。
空ケースを持参するだけで良いため、子どもから大人まで参加しやすい取り組みですね。
また、様々なものがリサイクルできることを知ってもらう機会にもなり、SDGsの意識が高まることにも繋がりそうです。
使い捨てコンタクトレンズを使用している人は、持参してみるといいかもしれませんね。
みらい政策委員会の詳細は、北九州市のホームページから確認できます。
※2025年2月25日現在の情報です
(北九州ノコト編集部)