八幡東区・千草ホテルが子どもの描いた「夢のクリスマスケーキ」を再現
「千草ホテル」(北九州市八幡東区西本町1-1-1)で2012年から毎年「夢のクリスマスケーキコンテスト」が開催されています。
子どもたちが描いた「夢のクリスマスケーキ」の絵を元に大賞を選び、大賞受賞者の子どもの「夢のクリスマスケーキ」をシェフパティシエが再現し、毎年プレゼントするもの。
12月17日には2021年の大賞受賞者への「夢のクリスマスケーキ」大賞贈呈式が同ホテル1階ロビー・クリスマスツリー前で行われ、シェフパティシエが腕によりをかけて再現した「夢のクリスマスケーキ」がプレゼントされました。
「コロナ禍でも夢のあるお絵かきの時間を楽しんで」との思いでコンテスト再開
毎年恒例となっている「夢のクリスマスケーキコンテスト」ですが、2020年は新型コロナの影響で残念ながら中止に。
今年の開催も危ぶまれましたが、「ケーキを描く練習をしてた」「楽しみにしていた」という多くの声が届いたそう。そこで、コロナ禍の夏休み期間、緊急事態宣言下でステイホームを余儀なくされた子どもたちに、「少しでも夢のあるお絵かきの時間を楽しんでもらえれば」という思いから「夢のクリスマスケーキコンテスト」の公募を再開。全37品の応募が寄せられたと言います。
「自由な発想、豊かな色彩、ダイナミックなタッチに愉快な題材…子どもたちの思い描く“夢のクリスマスケーキ”は、ユーモアとアイデアで活気に満ちています。どのイラストも見ているだけで胸がワクワクするものばかりでした」(同ホテル)と、力作揃いに審査も難航したそうです。
3歳の子どもが描いた夢のクリスマスケーキは“クッキーケーキ”
全37品の応募作品の中から2021年の大賞に選ばれたのは、八幡西区・ペンネーム「TOOKO(とおこ)」ちゃん(4歳)が描いた「ストロベリー TOOKO CAKE」。のびのびと明るく、にぎやかなタッチのかわいらしいイラストのクリスマスケーキです。
普段は生クリームやチョコレートは食べられないというTOOKOちゃんの夢のクリスマスケーキは、「いちごがたくさん、カラフルなクッキーがたくさんのった“クッキーケーキ”」とのこと。
このイラストを元にシェフパティシエが再現した「夢のクリスマスケーキ」は、シナモンパウダーのきいたジンジャーブレッドクッキーのハウスの
お母さんと一緒に贈呈式に参加したTOOKOちゃんは緊張した様子でしたが、ケーキを見ると嬉しそうな笑顔を見せていました。
※2021年12月21日現在の情報です
(北九州ノコト編集部)