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【八幡西区】500本限定「純米大吟醸PREMIUM北九酒」 ラベルは皿倉山の夜景

(アイキャッチ画像:ラベルには皿倉山からの夜景)

1964(昭和39)年創業の「倉成酒店」が、「地産地消」にこだわって造ったオリジナルの日本酒「北九酒(きたきゅうしゅ)」

オリジナル企画の日本酒第2弾として「純米大吟醸 PREMIUM 北九酒」が新登場。3月16日から販売がスタートしました。

楠橋の酒米や皿倉山の湧水など『地産地消』にこだわった純米大吟醸

八幡東区にある「溝上酒造」の協力のもと、楠橋地区の農家が丁寧に作っている酒米と皿倉山の清らかな湧水で造るオリジナル日本酒を企画したのは、2代目店主の倉成隆志さん。新型コロナウイルスの影響で売り上げが激減したことを受け、「コロナ禍を乗り切るために何か新しいことをやらなければ。どうせやるなら一個人の酒屋でしかできないことをやろう」と考え、「わが町北九州市から自信を持って発信できる日本酒を!」をテーマにお店独自の日本酒を造ることを思いつきました。

今回は、田植えから稲刈り、酒造りまで、全ての工程に倉成さん自身も携わり、完成させたという思い入れの強い日本酒です。

「栓を開けると鼻腔をくすぐる果実を想わせる優しい香り、口に含むと辛口のファーストタッチからシルクのような舌触り、優しい味わいが顔を出し、スルスルと喉元を通り過ぎていきます」と店主。2口、3口と杯を進めると1口目とはまた違ったニュアンスの絶妙なバランスの取れた甘みと酸味が感じられると言います。そのため、ワイングラスなどで飲むと香りが立ち、さらに果実香を楽しめるとのことです。

店主自ら手貼りするラベルのデザインは刈谷仁美さんが担当

また、倉成さんが1枚1枚酒瓶に手貼りするというラベルにも並々ならぬこだわりが詰まっており、「純米大吟醸 PREMIUM 北九酒」のラベルにはNHK連続テレビ小説「なつぞら」のオープニングアニメーションの作画を担当した若手クリエーター・刈谷仁美さんによるオリジナルイラストが使用されています。

特設サイト「刈谷仁美×北九州市 北九州市移住促進PRプロジェクト」などで公開されている刈谷さんのイラストに一目でほれ込み、ダメ元でラベルデザインを依頼したところ、快く引き受けてもらえたと倉成さん。刈谷さんにデザインしてもらったラベルに描かれているのは、北九州市のシンボル・皿倉山の山頂から見た北九州市の夜景。新日本三大夜景にも認定された『100億ドルの夜景』がロマンチックに表現されています。

ラベルを貼るだけでなく、瓶栓に掛け和紙をかぶせ、掛ひもを掛け、という作業をすべて手作業で行っているという倉成さん。「多くの皆さまからのご協力、ご支援を頂戴しながら完成に至りました!北九州市に想いを馳せながら、ご愛飲いただければ幸甚に存じます」と話します。

「純米大吟醸 PREMIUM 北九酒」は500本限定販売

「純米大吟醸 PREMIUM 北九酒」の価格は、桐箱入り720ミリリットル5500円。限定500本です。

倉成酒店のみの販売ですが、配達などで不在にしている場合があるので、できれば来店前に問い合わせてほしいとのことです。お店の詳細は倉成酒店ホームページで見ることができます。

■住所/北九州市八幡西区楠橋下方3-2-15 ※筑豊電気鉄道「楠橋」電停そば
■営業時間/10:00~19:00
■店休日/日曜

※2022年3月24日現在の情報です

(北九州ノコト編集部)

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