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市内唯一のフルーツ大福屋さん「すず蘭」 フルーツ串やソフトクリームも【北九州市小倉北区】

(アイキャッチ画像:店内の様子)

7月28日に小倉の街ど真ん中に突如としてオープンした「小倉フルーツ旬菓 すず蘭」。

昔からフルーツ大福には目がない筆者なので、北九州の街にはじめてのフルーツ大福専門店がオープンしたと聞いたからには、食べない訳にはいきません。

早速お店に足を運んでみたら、かわいい大福たちとともに、オーナーの片桐さんからもお話を聞くことができました。

北九州市内唯一のフルーツ大福専門店

「福岡市にはたくさんのフルーツ大福屋さんがあるんですけど、北九州市にはまだなかったんです。なので、そんな北九州でリーズナブルに楽しめるフルーツ大福屋さんができたら喜んでもらえるかなと思って、この夏にやっとの思いでオープンしました!」と片桐さん。

コロナ禍ということもあって、ここまでの道のりは中々険しかったらしく、昨年から始めたオープン準備も途方に暮れることが多かったんだとか。

「半導体不足のせいで部品やらエアコンやら冷蔵庫やら本当に何もかも届かなくて、とにかく全て待たされ続けました(笑)」と明るく話してくれた片桐さんですが、その時の苦労があったからこそ、今こうやって営業できる喜びもひとしおなんだそう。

フルーツ大福の種類の多さや、ゼリーなどの新商品が続々と発売されているのは、そんな彼女の前向きな気持ちの現れなのかもしれません。

何よりリピーターを飽きさせない期間限定商品があるのも魅力的。通うたびに違う季節を楽しめるのはいいですよね。

週末限定の「抹茶いちご大福」も気になるところです。

旬のフルーツの鮮やかさを引き立たせるのは自慢の白あん

今回取材した中で一番筆者の目を引いたのが、フルーツ大福に使われているあんこの白さでした。生クリームの白さがあってのフルーツ大福はたまに見かけるんですけど、白あんのフルーツ大福って珍しいと思うんです。

ここにも片桐さんのこだわりが溢れていて、「フルーツの色味をしっかり映えさせたいと考え、白あんを使用しています」とのこと。

そしてこの白あん自体も、北海道産の大手亡を一つ一つ手剥きして製造している北川製餡に発注しているんだそう。

この程よい甘さの白あんに、酸味のあるフルーツたちがよく合うんです。

特に筆者が気に入ったのが、ゴールドキウイまるごと1個がまるっと包み込まれた「ゴールドキウイ大福」。他の大福たちに比べて圧倒的なこの大きさ。食べ応え抜群です。甘さと酸味のバランスも絶妙で、爽やかさすら感じました。

ちなみに大福を買ったときについてくる付属の赤い糸を使って大福を半分に切れば美しい断面が現れます。絶対楽しむべきアイテムなのに、食いしん坊な筆者は一瞬でかぶりついてしまい、赤い糸は出番なく終わってしまいました。

赤い糸で大福を結ぶと…っていうのは、なんだかとってもご利益がありそうなので、次こそは必ずリベンジしようと思います。

テイクアウト専門店ならではの食べ歩き専用商品も

すず蘭ではお土産や自宅で楽しめるお持ち帰り商品の他にも、そのまま食べ歩きできる「フルーツ串」や「ソフトクリーム」などの販売も行っています。ちなみにフルーツ串はつい最近お持ち帰り用販売も始まりました。

先月からは少し肌寒くなってきたこの時季にピッタリな「ホットチョコレート」の販売も始まったそう。それってフルーツ串と合わせたら、即席チョコフォンデュになるのでは…?と、筆者は密かにウキウキしています。

これからどんどん寒くなる季節だし、小倉の街を歩くには欠かせない定番メニューになりそうですね。

お店の最新情報は「フルーツ旬果 すず蘭」公式インスタグラムから確認できます。

■住所/北九州市小倉北区京町1-4-21 出雲ビル1F
■定休日/不定

※2022年10月5日現在の情報です

(ライター・Kanae N.)

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